「反日ジャニーズ」と大バッシング受けたHiHi Jets猪狩蒼弥「日本破壊」、黒髪で謝罪に至った経緯

wezzy

2019/8/21 17:05


 ジャニーズJr.のグループ・HiHi Jetsの猪狩蒼弥が「日本破壊」のツイートをファンに頼んだことで「反日だ」との批判を受けていた件。20日の公演でグループは謝罪をした。

猪狩蒼弥がファンに「日本破壊」のツイートを提案したのは今月18日の公演「パパママ一番 裸の少年 夏祭り!」でのこと。HiHi Jetsに関するワードをトレンド入りさせたいという願いが発端だったようで、HiHi Jetsのファンは「#日本破壊」をつけて公演の感想などをTwitterに投稿。見事トレンドワード1位を獲得した。

しかしこれが、ファン以外の多くのネットユーザーには異様にうつった。一部のユーザーは「日本人がすることではない」「反日活動だ」などと批判を展開し、騒動へと発展した。なかには猪狩の容姿を罵り「在日確定」と決めつけて誹謗中傷するような酷いコメントも見られる。

騒動となったことを受け、HiHi Jetsのメンバーはブログを更新。軽率で不適切な言葉であったと謝罪したうえで、反日の意図はなく「今までにないくらいのレベルで盛り上がりましょう!」という比喩表現であったと釈明した。また20日の公演の際にも改めて謝罪。謝罪にあたってメンバーは髪を黒く染めていたようだ。

「〇〇をぶっ壊そうぜ!」はライブの定番
 「反日」との指摘を受け謝罪に至ったHiHi Jetsだが、彼らの「日本破壊」発言を、「反日」と解釈することは“行き過ぎ”感が否めない。ライブのステージで「〇〇(ライブ会場)をぶっ壊そう!」「すべてを破壊しようぜ!」といったノリをみせることは珍しくないからだ。

たとえば、2014年にZepp Tokyoで行われたゲスの極み乙女。のワンマンライブで川谷絵音は、「みんなの『パラリラ』(曲のフレーズ)でZepp Tokyoぶっ壊そうぜ」とオーディエンスを煽っていた。またaikoも、昨年8月のニトリ文化ホールでの公演で「ニトリを破壊するぞー!」と叫んでいる。[Alexandros]においても、「〇〇の屋根を吹っ飛ばす」とよく口にすることは有名だ。さらにSMAPも、2005年の国立競技場でのコンサートで「一緒に国立競技場ぶっ壊すぜ」と、会場を盛り上げた。

「ぶっ壊す」「破壊する」といったフレーズは、ライブの定番といっても過言ではない。猪狩蒼弥の「日本破壊」発言も、会場の名前を「日本」という大きなくくりに置き換えただけのものと言えるだろう。当然、「日本を嫌いだから壊したい」という意を込めたものではなく“盛り上がり”を表現したにすぎない。

日韓関係の悪化は連日のように報道され、嫌韓感情を煽るメディアも多い。8月上旬には「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」が中止になる騒動もあり、ネット上では以前にもまして「反日」ということに“敏感”になっている。しかし、言葉の表面だけをみて、何でもかんでも「反日」と決めつけバッシングをする動き自体、恐ろしいものではないだろうか。物事を冷静に見る力を養いたい。

当記事はwezzyの提供記事です。

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