石原さとみ『Heaven?』の視聴率が急降下したのは「可愛くない」からなのか?

wezzy

2019/8/20 06:35


 石原さとみが主演を務める連続ドラマ『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』(TBS系)の視聴率や評価が芳しくないようだ。

すでに放送済みの第6話までの視聴率を振り返ると、二桁に届いたのは第1話の10.8%と第5話10.0%のみで、8月13日放送の第6話に至っては7.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)まで下がっている。
視聴率が落ちたのは石原さとみのせいなのか
 『Heaven? ~ご苦楽レストラン~』は、1999~2003年に『週刊スピリッツ』(小学館)で連載されていた佐々木倫子の漫画『Heaven?』が原作。風変わりな人たちが働く風変わりなフレンチレストランを舞台にしたコメディー作品だ。

訳あり人間たちが集結してレストランを開く物語は、連ドラの定番のひとつといえるだろう。石原さとみ演じる主人公・黒須仮名子は、美人で謎だらけで傍若無人でハチャメチャな言動を取り、従業員たちを振り回す役柄だ。しかしネット上では、「こういう石原さとみは求めていない」「ハデでうるさいのは疲れる」など彼女そのものへの批判もあり、ネットメディアをはじめとして、「石原さとみの人気が急落」「石原さとみが低視聴率女優に」といった記事も多数見受けられる。

けれども、ドラマの視聴率がパッとしない理由が役者のせいだけでないことは自明。たとえば、石原が昨年主演を務めた連ドラ『高嶺の花』(日本テレビ系)にもいえることだが、黒須のキャラクターは現実味の薄い女性で、視聴者の“共感”を得ようとすると難しいかもしれない。また、登場人物が考えごとをする場面ではCGによって頭上にもう一つ顔が現れ、それぞれの心の声が語られる。背景に“諦観”という文字が現れることもあるのだが、これらの演出に対する視聴者の感想は、総じて冷めている。

そのほか、ドラマ全体に散りばめられているギャグが、「時代遅れ」「笑えない」という指摘もあり、脚本や演出が噛み合っていない感がある。さて、視聴者の支持がやや低めなのは、主演・石原さとみのせいだろうか?

『Heaven?』の石原さとみは誰がやっても叩かれるキャラ?
 そんな石原さとみだが、『Heaven?』で演じている役柄には、今ひとつだという感想が集まっているのもひとつの事実ではある。

毎年のように連続ドラマに主演し、ファッションアイコンとして女性からの支持も厚い石原さとみだが、10代の石原さとみは押しも押されもせぬ“清純派女優”でありながら今ほどの存在感はなかった。

当時、『WATER BOYS2』(フジテレビ系/2004年)や『H2~君といた日々』(TBS系/2005年)といった青春・学園作品でヒロインを演じていたが、“女子の憧れ”というよりも“真面目な優等生”で、野暮ったい印象が強かったのである。

しかし年月が流れ20代半ばを迎えた石原さとみは、ファッション雑誌などで行われる“なりたい顔”ランキングで常に上位に選ばれる存在になった。美容雑誌の表紙にも度々登場するようになり、ドラマ出演の度に彼女のファッションやメイクに注目が集まる。

演じる役柄にも変化が生じ、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)や『ディア・シスター』(フジテレビ系)では周囲を翻弄させる小悪魔な女性を演じ、石原さとみの可愛らしさを世に知らしめた。

さらに、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)では英会話講師、『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)では校閲者、『アンナチュラル』(TBS系)では法医解剖医など仕事に邁進する女性を演じ、いずれも好評を得ている。“可愛い”だけが彼女の魅力ではないことは確かだ。今後は母親役などを演じる機会も増えていくだろう。また、グッと抑えた演技の石原さとみももっと見てみたい。

『Heaven?』では美人で派手なワンマンタイプの女性で三流ミステリー作家、というアクの強すぎる役柄。そもそもこうした高飛車な印象を与える役でも好感を得られるのは、そのキャラに「仕事ではめちゃくちゃ有能で頼れる」などの側面があればこそで、誰が演じてもやや叩かれるかもしれない。

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