北海道のヒグマ駆除に、道外からクレームが殺到 「クマの怖さを知らないのか」と非難の声

grape

2019/8/16 15:04

※写真はイメージ
ホッキョクグマと並んでクマ科で最大の体長を誇る、ヒグマ。日本ではエゾヒグマが北海道のみに生息しており、国内で最大の陸上動物とされています。

人間が襲われるケースもあるため、札幌市はウェブサイトでヒグマの出撃情報を公開し、注意を呼びかけています。

※写真はイメージ

2019年8月14日、札幌市は以前から札幌市南区の住宅地に出現していた、体長1.5mにおよぶヒグマ1頭の駆除を発表。

これまで南区では、ヒグマによって家庭菜園を荒らされる被害が出ていました。住民への加害を防ぐため、札幌市は地元のハンターに依頼し、猟銃で駆除を行ったといいます。

ヒグマの駆除に対する『クレーム』に議論

同月15日、南区のヒグマ駆除に対し、およそ300件のクレームが寄せられたことを北海道新聞が報じました。

大半がヒグマを駆除したことへの抗議であり、クレームを受けた札幌市は「人命が最優先と判断し、クマの駆除はやむを得ない」と説明したといいます。

ハンターは14日早朝、クマを射殺。市には同日に244件、15日午後4時までに50件の意見が寄せられた。ほとんどが首都圏や関西など道外からで、「麻酔で眠らせて森に帰して」「捕まえて動物園に移して」などの抗議だった。

一方、クマ出没で危険にさらされた南区の住民からは「安心した」「もっと早く対応してほしかった」といった声があった。
北海道新聞 どうしん電子版 ーより引用こういった非難の声はネット上でもたびたび上がっており、駆除が報じられるたびに「殺さなくてもいいのではないか」「クマがかわいそうだ」「人間による弱いものいじめだ」といった投稿を目にします。

一方で、クレームに対する非難の声も多数上がっています。今回のクレームについても、疑問を覚える人は少なくないようです。

・ヒグマがどれだけ恐ろしいのかを知らないのか?文句をいうなら自分で保護してみてほしい。

・クレームをいう人は、自分が襲われた時にヒグマと対話をするつもりなんだろうか…。

・かの有名な『三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん)』を調べてヒグマの恐ろしさを知ってほしい。

エゾヒグマは体長が2mほどあり、体重は100㎏を超えます。人間が襲われたら、ひとたまりもないでしょう。

「かわいそう」と思う気持ちも分かりますが、人間と動物が共存するため、互いの生活圏を荒らす存在は見逃せないのではないでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典 産経ニュース北海道新聞 どうしん電子版

当記事はgrapeの提供記事です。

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