全国戦没者追悼式 安倍総理式辞

AbemaTIMES

2019/8/15 12:12




 終戦から74年を迎える15日、日本武道館で全国戦没者追悼式(政府主催)が開かれ、安倍総理が式辞を述べた。

■安倍総理の式辞


 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表、多数のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行致します。

先の大戦では三百万余の同胞の命が失われました。祖国の行末を案じ、戦陣に散った方々、終戦後、遠い異郷の地にあって亡くなられた方々。広島や長崎での原爆の投下、東京をはじめ各都市での爆撃、沖縄における地上戦などで無残にも犠牲になられた方々。今、全ての御霊の御前にあって、御霊安かれと、心より、お祈り申し上げます。

今、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、私たちは決して忘れることはありません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます。

未だ帰還を果たされていない、多くの御遺骨のことも決して忘れません。御遺骨が一日も早く故郷に戻られるよう、私たちの使命として、全力を尽くして参ります。

わが国は戦後一貫して、平和を重んじる国として、ただひたすらに歩んでまいりました。歴史の教訓を深く胸に刻み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてまいりました。戦争の惨禍を二度と繰り返さない、この誓いは昭和、平成、そして令和の時代においても決して変わることはありません。

平和で希望に満ち溢れる新たな時代を作り上げて行くため、世界が直面している様々な課題の解決に向け、国際社会と力を合わせて全力で取り組んでまいります。

今を生きる世代、明日を生きる世代のために、国の未来を切り開いてまいります。

終わりに、いま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様には、ご多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。

令和元年八月十五日
内閣総理大臣 安倍晋三

当記事はAbemaTIMESの提供記事です。

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