3ステップで解決!愚痴の多い部下と上手に付き合う方法

Life & Beauty Report

2019/8/11 20:00


アラサーともなると、部下を持ったり、中間管理職として上司と部下の板ばさみに遭う、なんてことありませんか? 人間関係に疲れることも多いかと思います。

特に“愚痴の多い人”にはどう対処したらいいのでしょうか? 今回は、人材育成コンサルタントとしてご活躍中の吉田幸弘さんに伺いました。
口の多い部下との付き合いかた
愚痴の多い部下への対処法

倉島:いつも仕事の愚痴や、会社・上司の悪口を言う人っていますよね。こちらの気持ちも滅入ってしまいますが、どうするのがお互いに良いのでしょうか?

吉田:以下の3つのステップを踏むといいでしょう。

(1)相手を否定しない。まずは受け止める。
(2)「どうしたら改善できるか?」を考えさせる。
(3)小さい行動をしてもらう。

吉田:それでは、詳しくお話ししたいと思います。

(1)相手を否定せず、受け止める

相手を否定せず受け止める

吉田:まずは相手の話をよく聞きましょう。男性は「問題解決脳」、女性は「共感脳」と言われますが、特に女性は、「辛いんだね」「あなたの気持ち、よく分かるよ」と一生懸命聞いてもらうだけで、心が癒される傾向があります。
最初から相手の話を受け入れず、「だからさぁ」とすぐに否定・説教するのは止めましょう。

そしてその愚痴も、変えられるものと変えられないものに分けます。
よく「自分のことは変えられても、他人と過去は変えられない」と言いますね。例えば「上司の物の置き方が気に入らない」 としても、他人のことなので、すぐには変えることは出来ません。変えられるものに関しては変える、というスタンスでいきましょう。

(2)「どうしたら改善できるか?」を考えさせる

吉田:愚痴の原因をヒアリングしたら、次は「1つだけ挙げるしたら、改善したいことは何か?」「どうしたら改善できるか?」を考えてもらいます。

これは、部下側から言わせた方がいいでしょう。なぜなら人は、誰かから言われたり押し付けられたものはやりたくないし、続かないからです。
自分から「やりたいです!」「やります!」と言ったことは、モチベーションが続きます。まずは1つでいいので、部下の行動につなげていきましょう。

(3)小さい行動をしてもらう

行動をしてもらう

吉田:例えば、営業の成績が伸び悩んでいたとします。「どうしたら売上を改善できるだろうか」と部下に質問してみます。

その時、「新しい商品Aを仕入れましょう」と部下のFさんが言ってきたら、そのまま仕入れから営業までFさんに任せてみる。すると、Fさんは商品Aを誰よりも積極的に売ろうとするでしょう。
あるいは「新しいチラシを作ってみませんか」と部下のOさんが言ってきたら、Oさんに任せてみる。Oさんは張り切ってチラシ作成に取り組みます。

また、こちらから「権利を伝える」のもいいでしょう。
例えば、「今週1つ、この仕事をクリアしてほしい。そしたら『愚痴大会』を作ろう」などです。ノルマを達成したら、1週間に1回だけ、ミーティングの後に愚痴を言う(ガス抜き)の会を作る。でもそれも、「15分だけ」と時間を必ず決めてください。

倉島:それはいいですね。 飲みに行って話を聞くのはどうでしょうか?

吉田:それは、無限ループに陥る可能性があるので止めましょう。懇親会は、皆で仲良く、前向きな話をした方をした方が楽しいですよね。

ほぼ毎日顔を合わせるだけに、悩むことも多い職場の人間関係。部下の愚痴にお困りの方は、ぜひ今回ご紹介した3つのポイントを参考にしてみてください。

【取材協力】

吉田幸弘さん

吉田幸弘(よしだ・ゆきひろ)さん

大手企業や外資系企業などでの管理職経験に加え、コミュニケーション術やリーダーシップ論を学び、メソッドを体系化。現在はコンサルタント・講師として活動している。
仕事時間を減らす方法を紹介した新刊『仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣』(あさ出版)は発売後すぐに増刷。
指導者数は累計3万人以上。NHK『おはよう日本』、日本経済新聞、日経ウーマンなどメディアにも多数出演している人気講師。

◆主な著書
『仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣』(あさ出版)、『リーダーの一流、二流、三流』(明日香出版社)

ライタープロフィール

スピーチコンサルタント・倉島 麻帆

スピーチコンサルタント、フリーアナウンサー。NHK、日経新聞など多数メディアに出演。脳科学・心理学メソッドも使い、好かれる「話し方・コミュニケーション」研修を、上場企業をはじめ全国で行っている。著書「引きつける話し方が身につく本」など多数。

【参考】
※吉田幸弘さん公式サイト

当記事はLife & Beauty Reportの提供記事です。

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