今後も続々映画化!?…アメコミライターが語る「MARVEL」の魅力

TOKYO FM+

2019/8/11 17:00

さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。8月3日(土)放送のテーマは「MARVEL」。今回は、アメコミライターの杉山すぴ豊さんに「MARVEL映画」についてアメコミの観点から教えていただきました。
(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年8月3日(土)放送より)


※写真はイメージです。

── MARVEL映画って原作漫画に忠実なんですか?

漫画のなかにあるネタをいくつか拾って再構築している、と言うのが正しいと思います。アメコミは基本的にパラレルワールド設定なので、映画版で多少設定を変えても、ファンは「これはパラレルワールドだから」と怒りません。それがマーベル・シネマティック・ユニバース(MARVELの映画の世界)と呼ばれる設定です。

もともとアメコミは出版社が権利を持っているので、時代ごとにクリエイターがいろいろなアレンジで描いています。さらにお話を書く人と絵を描く人も別。だからパラレルワールドなんです。それで映画版も映画のクリエイターが漫画と同じように素材をもらって作っている、という感覚なのでしょう。

── 「アベンジャーズ」も漫画版があったんですか?

あります。マイティ・ソーやアイアンマンが共演したらおもしろいだろうということで描かれたシリーズで、とても人気がある漫画です。別の作品のキャラクターを登場させることをクロスオーバーと呼ぶのですが、コミックの世界ではけっこうあります。それに映画シリーズとして初めて本格的に取り組んだのがMARVELです。

まだ映画化していない漫画版のヒーローもいますし、実はアメコミは悪役(ヴィラン)もすごく人気があって、こちらもまだ登場していないキャラクターがいるので、今後の映画化がすごく楽しみです。未登場なので“そのキャラクターを誰が演じるのか”も楽しみですね。

── 役者さんとキャラクターのイメージって合っていますか?

大体合っていると思います。アイアンマンを演じたロバート・ダウニー・Jr.なんてすごく合っていましたし、キャプテン・マーベルを演じたブリー・ラーソンも“強い女”という雰囲気が漫画のイメージ通りでした。良い役者を使っているから演技が上手いという部分はあるだろうとは思いますが。

この手の映画は、そもそも宇宙人が英語を喋っていること自体がおかしいし、指を弾くだけで全宇宙の半分が消えるなんて突拍子もない話です。それをちゃんと感動的に描けているのはすごいと思います。クモに噛まれて糸を出せるようになった若者とか、怒ると緑色になる人とか、喋るタヌキとか、設定だけ聞くとギャグにしか聞こえませんよね(笑)。

ちなみにアメコミ界の二大巨頭であるMARVELとDCは、出版社同士で協力して「スーパーマンVSスパイダーマン」というドリーム企画の漫画を制作したことがあります。映画はMARVELがディズニーで、DCがワーナーなので、そこが手を組まないと実現できないでしょう。でも「アベンジャーズ」が映画化するなんて思ってもみなかったので、どんなことがあっても不思議じゃないと思います。

TOKYO FMの「ピートのふしぎなガレージ」は、《サーフィン》《俳句》《ラジコン》《釣り》《バーベキュー》などなど、さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介している番組。案内役は、街のはずれの洋館に住む宇宙人(!)の博士。彼のガレージをたまたま訪れた今どきの若者・シンイチと、その飼い猫のピートを時空を超える「便利カー」に乗せて、専門家による最新情報や、歴史に残るシーンを紹介します。

<番組概要>
番組名:ピートのふしぎなガレージ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週土曜17:00~17:50(JFN各局の放送時間は番組Webサイトでご確認ください)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/garage

当記事はTOKYO FM+の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

もっとよむ

注目ニュース

もっとよむ

あなたにおすすめ