PayPay、LINE Pay…スマホ決済が使える意外なスポット

日刊SPA!

2019/8/10 15:51

 今秋の消費増税を目前に控え、より一層の盛り上がりを見せるスマホ決済。使える場所もコンビニ、大手飲食チェーン、家電量販店だけではなくなってきている。例えば福岡は「キャッシュレスFUKUOKA」を掲げ、昨年6月から公共施設など町ぐるみで使える店を増やしたことが話題に。また、鎌倉・由比ヶ浜海水浴場でも、この7月から海の家20店舗以上がPayPayが使えるように。

もはやスマホ決済は、街や地域を盛り上げる手段の一つになっているのだ。日本を代表する観光地のひとつ、上野・アメ横もそうだ。アメ横センタービルにある中華料理店『天天楽』は、海外でも利用率の高いApple Pay、Google Pay、WeChatPayなど様々な決済を利用できるサービス『TakeMePay』を導入し、売り上げを伸ばしている。

「支払い方法の幅が増えたことで、インバウンド消費に一役買っています。アメ横では現金のみの店も多く、スマホ決済を導入している店も少ないため、特に外国人観光客のお客様から『日本円を持っていなくても飲食ができて嬉しい』と喜びの声が多いですね」(天天楽・店長)

また、日本の古き良き飲み屋街でも、スマホ決済を導入する店も。新宿・ゴールデン街にあるバー『3rd ROOM』の店長・永井氏は、店と客の双方にメリットが増えたと話す。

「常連さんが他で貯めたポイントを使ったり、コンビニで買い物するよりポイントも貯めやすいので積極的に利用するお客様も多いです。看板に貼っている『PayPay使えます』のステッカーを見て来店された一見さんなど、お客様の来店動機が増えたのがお店にとってはプラスですね。現金と違ってお互いに金額も間違えにくいし、決済も簡単にできるので重宝しています。導入を検討している知り合いのお店もありますし、ゴールデン街のような個人経営の飲食店でも今後使える店は増えると思いますよ」

さらにキャッシュレス化の波は庶民の生活にも広がっている。3月にPayPay、LINE Payを導入した東京・日暮里の銭湯『斉藤湯』のスタッフの方にも話を聞いた。

「普段から電子決済サービスを使っている若い世代のお客様が多いため、利便性の向上と思い導入しました。2017年に中国に行った時に電子決済がメジャーなので驚いたとともに、これは日本でも広がると思ったのも大きな理由です。そのあと国内でもニュースで騒がれるようになり、業界を先駆けて導入しようと決断に至りました。入浴料は値引きができないため、利用された方からはポイント還元のメリットが嬉しいと聞いています。入浴料はもちろん、風呂上がりのビールもスマホひとつで支払えるため、今まで以上に気軽に銭湯に通えるようになったと好評ですね」

個人経営の店にも多く広がるスマホ決済、日常化するのはそう遠くない!?

<取材・文/週刊SPA!編集部>

※週刊SPA!7月30日発売号「(得)するスマホ決済最終案内」特集より

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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