今年もペルセウス座流星群の時期が到来! ベストな観測プランや生中継など



2019年もペルセウス座流星群のシーズンがやってきた。みずがめ座δ流星群の時に少し触れたように、出現自体は7月後半からすでに始まっていた。しかし、ピーク時には大幅に流星の数が増し、国立天文台によると条件次第では1時間に30個ほど見られる可能性もあるそうだ。

さすがは三大流星群のうちの一つということで、複数のメディアで生中継も行われるようす。詳しいピークの日時や、見ごろとなる時間帯、そして天気など詳しくお伝えしよう。

・ピークは13日
国立天文台によると、詳細なピークは13日の16時ごろだそうだ。もちろんその時間は太陽が出まくっていて、他の星など皆無。ということで、観測のピークは12日の深夜から13日の未明あたりとなるだろう。

ただし、今回は憂慮すべき点が1つある。それは月明かり。2019年8月の満月は15日なので、流星群のピーク時には月が満月に近い状態となっている。まだ満月ではないにしろ、すでにかなりまぶしいだろう。

・観測プラン
そこで提案したい観測プランは2つほどある。1つ目は夜更かしも余裕な方向け。つまり、12日や13日の月が沈む午前2時半ごろから、空が明るくなる午前4時(日の出は午前5時ごろだが、もう4時には白み始めている)ごろまでを狙うプラン。

2つ目は、夜更かしはNGな方向けだ。12日や13日よりもまだ月のまぶしさがマシな11日あたりに観測するプランである。ピークではないものの、ピークの数日前から流星の数は増える。国立天文台でも11日から13日までの3日程度は増えると予想している。

もしあなたがペルセウス座に全てを賭けている場合には、3つ目の禁断のプランも無くはない。どのようなものかは言うまでもないだろう。11日……いや、10日深夜から13日まで、月が出ている間はもちろん、月が沈んだあともぶっ通しで観測するのである。

・観測方法
観測において何より重要なのは、やはり夜空に目を慣らすこと。人の目が完全に暗闇に慣れるには、思っているよりも時間がかかるものだ。たとえ明るさを最低にしていたとしても、スマホを眺めるなどは厳禁

人工の明かりはなるべく目に入れないようにして、1時間くらいひたすら夜空を眺め続けてみよう。月が出ている場合は、月を直視しないよう手で覆うなどしつつ、夜空の暗い方角を見るのがいいだろう。

放射点となるペルセウス座自体は北東の方向に出ているが、単に流星を見るだけであれば方角は関係ない。月が出ている間は夜空の暗い方を。月が沈んでいれば、夜空全体を無心で眺めるのがベストだ。

なお、方角は関係ないと言ったが……もしどうしても長く尾をひく流星を見たい方は放射点の反対側……つまりは南西の夜空がおススメ。流星は放射点を中心として夜空全体に流れるが、尾は放射点から離れるほど長くなるからだ。

・日本海側は晴れ
最後に気になる天気を見てみよう。気象庁によると、12日夜から13日にかけて、ほぼ全国的に日本海側は晴れるそうだ。太平洋側については、関西以南もいい感じ。悲しいかな太平洋側の関東や北海道は曇りや雨である。これは接近中の台風10号の影響だろう。

ということで、太平洋側の関東以北から北海道にお住まいの方は、11日あたりから観測する選択肢しかなさそうである。中には1日も晴れる日の無い県もあるが……その場合はYouTubeでのライブ映像というオプションも。

ウェザーニュースや、朝日新聞社の公式YouTubeにて配信が行われる予定だ。ちなみに朝日新聞社の方は東京大学とコラボして「ペルセウス座流星群ライブ2019」と銘うったライブ映像を、なんと8月1日から流している。これらを家で眺めるのもアリだろう。

ここ数日はたとえ夜でも容赦ない暑さで、じっとしていても体から水分が失われていく。外で観測する方は、くれぐれも水分補給を忘れずに。また、蚊もものすごい勢いでやってくるので、虫除け対策も忘れずに流星群を楽しんで欲しい。

参照元:国立天文台気象庁朝日新聞社ウェザーニューズ
執筆:江川資具
Photo:WikimediaCommons.

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当記事はロケットニュース24の提供記事です。

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