結婚後にうまくいかない女性の特徴。親と仲が良すぎるのは問題!?

女子SPA!

2019/8/9 08:47

 恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。

「なぜ結婚するのだろう?」そんな疑問から、プリマリタルカウンセラー(婚前に受けるカップルカウンセリング)の、よしおかゆうみさんに話を聞きました。

今の時代、夫婦でいるためには多くの努力と年月が必要で、それによって得られる幸福感が高いことがわかりました。ただ、独身時代を親元で半自立状態のまま過ごしてきた人は、結婚への障壁が高くなるといいます。

◆独身生活が長いと結婚に迷ってしまうワケ

昔は結婚するといえば「嫁ぐ」というように、女性が相手の家に入る、すなわち相手の家のルールに従うという暗黙の了解がありました。しかし、男女間の対等な婚姻関係が当たり前の今は、それぞれの家で培ったルールや価値観がぶつかります。

「結婚して家を出るとなると、どうしても実家での生活よりも水準が落ちてしまう。実家暮らしが長い女性にありがちなのが、その覚悟が持てず、結婚後も実家をちょこちょこ頼る生活をする方が多いです。これは、結婚生活を危うくする1つの要因です」

何かあったときに、0から二人で築き上げるというより、判断軸の中にそれぞれの親が加わるので、その分、衝突したり理解し合えないといったことが起きるといいます。

「また、同じような悩みとして、生活水準を変える覚悟については、多くの方がネックになっているようです。結婚や子育てを考えたとき、特に子育ては自分よりも良い環境で子供を育てたいと思う傾向があります。

その結果、収入がネックになってしまい、結婚を迷う人が多いんです。独身生活が長いほど、結婚を機に生活をゼロベースにできるか迷ってしまう。いくらでも出会いがある時代からこそ、理想が高くなってしまうようです」

こういった問題を、プリマリタルカウンセリングを受けに来るカップルにはしっかり話すといいます。

良好すぎる親との関係が、結婚や夫婦生活を危うくする。意外な視点に目が丸くなると同時に、“家族って何だろう?”を自分に問い掛け続けることで、親と旦那さん、そして自分、全員がハッピーになれる道が見えてくるような気がします。

◆結婚後にうまくいく夫婦の特徴

私は1回目の結婚をしたとき、まさにこの“親が介入しすぎる結婚”だったと思います。ちょっとした愚痴をふくめ実家を頼り、旦那は実家のルールを私に押し付ける。例えばグレープフルーツの切り方なんか、ずーっと実家のやり方をレクチャーされ、「自分でやれよ…」とうんざりしたことが思い出されます。

今思えば現代的な問題にぶち当たっていたわけですが、どうしたら良かったのか。聞くと2つのポイントを教えてくれます。

「結婚後にうまくいきやすいのは、まず生活してきた環境や心地よいと感じる人との距離感が似ている人ですね。すると、何かあったときに同じような温度感で対応できます。

もう1つは、結婚と同時に豊かさを失ってでもやっていこうと思える人と結婚することです」

つまり、「生活観の合う人」を探すか、「この人なら0からやっていける!」と強く想える人を探すかということ。うーん難しい。

「親と仲良しって言葉はいいんですが、結婚して『家族』になるにはたくさんの人が価値観をすり合わせる必要があるので、当然とても難しいことなのです。お互いの事情を理解し、完璧を求めず、期待せず、気長に楽しく生活するための工夫に心を砕くことが幸せの秘訣だと思います。」

ちなみにプリマリタルカウンセリングでは、カップルでエゴグラムをおこない、こういった価値観や性格の違いによる問題を事前にあぶり出す手法を取ることもあるそうです。私も1回目の結婚のときに受けていたら、グレープフルーツの切り方でモメることはなかったのか……と、今さらながら思い出します

多くの人が家族を持ち、それなりにやってる姿は私も目にします。でも私のような外野から見ても、どの家庭も“何かしらのネック”を抱えているのがわかります。

家に帰らない夫に不満を募らせる妻。浮気をしている旦那。お互い深い対話をせずに結婚した夫婦。実は夫に心理的に依存している妻。セックスレスなんだけど仲良しと言い張る夫婦。

彼らを見ていると「どうして別れないんだろう?」と思うこともあるし、「どうしてそれで“上手くいっている”といえるのか?」なんて首をかしげることもあります。

今回の話を聞くと、理想的な夫婦関係を継続させるには努力が必要だけれど、同時に一人では得られない安定感や気持ちが欲しいと多くの人が思っている現実も感じ、結婚って面倒だけど面白いもんだなと思えてくるのでした。

<話を聞いた人>

【よしおか・ゆうみ さん】

ファミリー心理カウンセラー・思春期相談員・プリマリタル(結婚準備)カウンセラー、一般社団法人 日本結婚カウンセリング協会理事。

専門は発達心理学・児童心理学。20年間東京都の幼児教育に携わる傍ら、乳幼児期から青年期までの育ちと自立についての研究を深める。同時に心理カウンセラーの資格を取得し、都内メンタルクリニックの現場にて、思春期・家族カウンセリングの実地研修を受けたのち独立。これまで延べ2万組の親子・カップル相談に関わる。10代・カップル・ファミリー専門相談カウンセリング

<文・イラスト/おおしまりえ>

【おおしまりえ】

水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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