ROCKY品川店で聞きました。「Youはどうしてボルダリングジムに?」

TABILABO

2019/8/8 20:00


スポーツクライミングの魅力を語るなら、土肥圭太選手による“プロ目線”の言葉だけじゃ足りない。仕事帰りや週末をボルダリングジムで過ごす一般クライマーは、どんなところに魅力を感じているんだろう。

その言葉を拾うべく、首都圏に5店舗を構えるボルダリングジム『ROCKY』の品川店に足を運び、声をかけてみた。Youはどうしてボルダリングジムに?


年齢:27 職業:会社員 ボルダリング歴:2年 始めた理由:会社の先輩に誘われて

千葉の南のほうの水族館で働いています。今日は17時半に仕事が終わって、それから2時間かけて車で来ました。え? はい。登りたくなっちゃって(笑)。もう少し近いところにもボルダリング場があるんですけど、やっぱり、登り慣れている系列店のほうが楽しくて。あ、もうこんな時間(23時)ですね。明日ですか? 8時から仕事です。

ボルダリングは楽しいです。頭を使うスポーツだし、やり始めたばかりの頃は全然届かなかったホールドをつかめるようになったり、上級者の人やスタッフさんのアドバイスどおりにできると「ヤバ!」と思います。観戦は動画でちょっとだけ。やっぱりすごいですよね。同じ課題でも登り方が全然違うし、実際に自分がやっているから、プロの人たちのすごさもわかって。ただただ「すごい!」と思うし、やっぱりカッコいいなと思います。私、筋肉とかめっちゃ好きなんで(笑)。


年齢:31 職業:会社員 ボルダリング歴:5年 始めた理由:手軽に1人でできるから

会社から近いので、仕事帰りに、たまに。出身が宮城なので、1人で始められる趣味がいいなと思っていたんです。手軽に。あ、ちなみにテニスを観戦することはありますけど、スポーツクライミングの試合を観に行ったことはありません。

でも、たぶん、面白さは観に行けばわかるんじゃないかな。ボルダリングをやっている人なら、より楽しめるはず。だって、想像できるじゃないですか。どのくらいの傾斜を登っているとか。


年齢:28 職業:医療系 ボルダリング歴:11カ月 始めた理由:なんとなく

今日は21時過ぎに来ました。ホントは別の場所に行こうと思ったんですけど、調べてみたらここが一番近かったので。少し頑張れば家から歩いて来られる距離なので、まあ、ちょうどいいですよね。

もともと趣味で野球をやっていたんですけど、やっぱり天候に左右されたり、場所が遠かったり。クライミングジムは都内に結構あるし、前から面白そうだなと思っていたので始めました。雰囲気を感じてたんですよね。「クライミング、そろそろ来るかもな」と(笑)。魅力は、やっぱり達成感ですよね。その日の目標を決めて、それができたら「今日は終わり!」って感じです。野球の場合はヒットを打てたら達成感を感じるけれど、打てないかもしれないじゃないですか。そこがちょっと違うかな。

クライミングの観戦経験はないけど、そりゃあ、観たら面白いと思いますよ。それぞれに“技”があるし、男女でダイナミックさも違うし、一瞬で勝負が決まるので、そういうところも。わからないもんですよ。筋力は全然なさそうな女性がスイスイ登ったり。そういう意味では、頭の使い方が大事なんですよね。


年齢:28 職業:エンジニア ボルダリング歴:2年 始めた理由:同期の誘い

仕事帰りに週1回くらいのペースで寄っています。今日は職場の先輩と。僕はエンジニアなんですけど、クライミングの考え方って、エンジニアと近いんですよ。エンジニアって、作る前に「何を作るか」を定義することから始めるんですけど、そこからのロジックの組み立て方が似てるんですよね。だから、クライミングをやってるエンジニアって、実は多い気がします(笑)。

クライミングの大きな大会は、YoutubeやAbemaTVでよく観戦します。自分にできない動き方をする女性クライマーを見るのが好きで、やっぱり発見が多いんですよね。ものすごく柔軟性があって、登り方が繊細というか。それから、雰囲気がいい。EDMガンガンかけてDJが盛り上げて、あれはもう、完全にショーですよね。


年齢:26 職業:会社員 ボルダリング歴:6年 始めた理由:キャンプ好きからのアウトドアつながりで

大阪から出張でこっちに来てるんです。帰る前に、終電までやっちゃおうかなと。ボルダリングを始めて、もう6年くらいになるのかな。同期のメンバーとキャンプをやっていたんですけど、同じアウトドアつながりでクライミングが流行ってるし、やろうぜという流れになって。まあ、一緒に始めたメンバーはみんなやめちゃって、結局続けているのは僕だけなんですけど(笑)。

出張先で終電まで? いや、結構みんなやってますよ。むしろ“クライマーあるある”です。やっぱり、魅力は自分の成長を感じやすいスポーツであることですよね。東京のジムって、“月イチ”のペースでホールドの配置が変わっちゃうんですよ。でも関西のジムは“年イチ”くらいでしか変わらないから、「やっとあれをクリアできた」みたいなのがよくわかる。「ああ、成長したな」みたいな。

観戦? 経験はないんですけど、大会に出場したことはありますよ。『ノースフェイスカップ』という大会なんですけど、下のクラスで決勝に行くと、上のクラスの人たちのパフォーマンスを生で観られるんです。とんでもない傾斜のところで腕一本とか、人体の不思議を感じますよね。それ、どこに力かかってんの? みたいな。クライミングはバランス。肉体が強いだけでもダメだし、技術だけでもダメ。たぶんメンタルも大事。だからこそ、僕自身は“観る”より“やる”ほうが好きなんですけど。


年齢:27 職業:エンジニア ボルダリング歴:2年 始めた理由:友人に誘われて

え? エンジニアが多いんですか? コース取りとか、そういうところで頭を使うから、確かに仕事の考え方と似てるのかもしれませんね。登る難しさとプログラミングの難しさは近いっちゃ近いので、そういう意味でクライミングにハマる人が多いのかもしれません。

クライミングを始めたのは2年前なんですけど、もともとやってみたいと思っていたのでふたつ返事で始めました。やっぱり、登れるようになるとめちゃくちゃ気持ちいいですよね。達成感。ありますあります。今日は仕事帰り。自宅が近いので同僚と一緒に自転車で来ました。自分は中途採用なので、彼は職場の“年下の先輩”という関係です。

僕も大きな大会はAbemaTVとかYoutubeで観ます。自分がやっているからかもしれないけど、面白いですよ。一番は、人によって登り方が違うところ。プロでもものすごくダイナミックな動きをする選手がいるので、初めて観る人でも楽しめると思います。


年齢:35 職業:会社員 ボルダリング歴:2回目 始めた理由:友人がやっていたから

友だちに無理やり「行きたい!」と言って、一緒に来てもらいました。友だち(2人)は何回も来ているんですけど、私はまだ2回目。ウォームアップしながら、優しいスタッフさんにいろいろと教えてもらっていたところです。皆さん優しいので、寂しくなくて助かります。

1回目? 5月に来ました。翌日は日常生活に支障をきたすくらいの筋肉痛だったんですけど、達成感があるし、これで身体を鍛えられるならすごくいいじゃんと思って。フィットネスジムに通ったこともあるんですけど、目的がないと怠けちゃって。クライミングにはちゃんとゴールが設定されているので、私はそこが好きです。やっぱり、友人がやっていたというのが大きいですよね。1人じゃなかなかきっかけを作れなかったと思います。

観戦ですか? もちろんしたことはないんですけど、この間、テレビで特集されてましたよね。『ミライモンスター』? 土肥圭太? そうそう! その人! ホントにすごいなと思いました。スーパーマン? スパイダーマン? 手足も長くて王子様みたいな感じで、同じ人間じゃないみたい。カッコよかったなあ……。確か、彼の趣味とか、そういうことも全部クライミングにつながってるんですよね。やっぱり奥が深いなと思ったし、すごく面白くて、朝ごはん食べるのも忘れてポカーンとしながら観ちゃいました(笑)。


年齢:26 職業:エンジニア ボルダリング歴:1カ月 始めた理由:会社の人に誘われた

え? はい。そうです。エンジニアです。多いんですか? それはちょっと面白いですね(笑)。

もともと「やってみたい」とは思っていたんですけど、なかなかきっかけがなくて。で、誘ってくれる人がいたので始めました。1カ月前に始めて、今日で4回目ですね。今のところ週イチペース。やっぱり、達成感がありますよね。できなかったことができた瞬間の。中学の頃にバスケをやっていたんですけど、団体競技とは全然違う気がします。クライミングは課題がはっきりと見えるので、そこがわかりやすくていいんじゃないかと。

スポーツは“やる”のが好きなので、観戦経験はほとんどないんですよ。友だちに誘われたら、野球を観に行くくらい。クライミングの世界選手権が八王子であるんですか? うーん。どうだろう。でも、たぶん1人じゃ行かないですね。誘われたら行くかもしれません。

【取材協力】
「ROCKY品川店」
https://www.rockyclimbing.com/shinagawa

Top image: (C) 2019 TABI LABO

当記事はTABILABOの提供記事です。

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