Chara 時を経て発売された大ヒットアルバム「Junior Sweet」で歌う複雑な女心

UtaTen

2019/8/8 12:01

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1997年に発売されたCHARAの5枚目のアルバム「Junior Sweet」が、19年の時を経て「Junior Sweet -25th Anniversary Edition-」と題して再び発売された。

VHSのみで売られていた「1997.11.1 CHARA」の解像度を上げたBlu-rayが付属されているようだ。

今回は、そんな名盤「Junior Sweet」から複雑な女心を表現している曲をご紹介したい。

名盤「Junior Sweet」名曲4選



ミルク





頭では理解している、だけど、感情がついていかない。
わがままになってしまう自分を忌み嫌う。

恋に夢中になってしまった時、似たような心境に陥った女の人も少なくないはず。

Charaもそんな女性の一人なのだ。

この曲では、Charaは何とかして自分の心を納得させているように思えてくる。

アコースティクで少し乾いたサウンドと、オケに絡みつくような彼女の声が曲に統一感をもたらしているようだ。

そばに寄り添ってくれるような聞き心地で、「悩んでいるのは自分一人でない」と気づかせてくれる。

やさしい気持ち




「ここは誰も入ってこれない私の心の中・・。
だけど、なぜ私の気持ちに気づいてくれないの?」

そんな声が聞こえてきそうなCharaの真骨頂でもある同曲、一聴すれば幻想的な別世界へとトリップさせられる。

Charaらしさがより強く出ている曲であり、何度もリピートをしてしまう中毒性もある。

メロディをなぞるオルゴールのような音がCharaの魅力を加速させる。

この曲を聞きながら、愛するあの人に振られたことを思い出すと自然と涙がこぼれてくるはずだ。

しかしながら、その涙は悲しいものではない。

そんな不思議な感情をもたらしてくれる曲である。

どこに行ったんだろう?あのバカは



幸福の象徴でもある青い鳥。

そこには「本当の幸せとは遠くではなく、すぐそばにある」といった意味が含まれている。

そんな幸福を「あのバカ」と表現するところが、何ともCharaらしい。

どこか相手を突き放しているようなこの歌詞から、拗ねて頬を膨らませている女の子が想像できる。

サウンド面では、跳ねるようなスネアに小気味いいギターが特徴的だ。

Charaの歌い方も粘り気があるいつもの歌い方ではない。気持ちのいいビートに爽やかに乗っているよう。

幸せを探すその前に、何だか踊り出したくなるのだ。

私は可愛い人といわれたい



Charaは、幸せを探す女心をさまざまなアングルから表現してくれている。

タイトルからも分かるように、この曲では心に秘めた感情をストレートにぶつけている。

そうはいっても、素直になりすぎると、相手に重たさを感じさせてしまう・・・。

「伝えるべきか心に秘めるべきか」そんな迷いも歌詞から読み取れる。

Charaは緩急を使い分けて、その繊細さゆえの葛藤を歌う。

この曲のイントロから流れる荘厳な重低音はとてもクールであり、ブラックミュージックの匂いを醸すビートがトドメを刺してくるのだ。

耳で聞くだけでCharaの魅力は十分に伝わるが、是非とも彼女の歌う姿を見てほしい。

寂しさを隠し強がっているネコのような佇まいでありながら、秘めた感情を吐き出している。

Charaが私たちの隠された細かな感情をあぶり出してくれる。

彼女はこれからも、言葉にするのが難しい気持ちを代弁してくれるはずだ。

TEXT 笹谷創

当記事はUtaTenの提供記事です。

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