Lancômeの肌の色をスキャンして、最適な色のファンデーションを調合するマシン

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Image: Gizmodo/YouTube

コスメカウンターがラボになる。

家電やガジェットとはまた違った面白さのある美容テックですが、デパートのコスメカウンターでは、こんなスゴいマシンが活躍していました。

アメリカのLancôme(ランコム)には、ちょっとしたラボのようなマシンが置いてあるカウンターがあります。実はこれ、店頭で肌の色をスキャンして自分にピッタリ合う色のファンデを調合してくれるというマシン。Le Teint Particulierというカスタムメイドのファンデーション(日本未上陸)で、作り出せる色の数はなんと8,000色にものぼるとか。

リアーナのコスメブランドFenty Beautyが40色のカラバリを発表した時には話題になったほどですから、この数字がどれほど驚異的か分かるかと…。

取材のためLancômeのカウンターにお邪魔した米GizmodoのBrent Rose記者が、このマシンに興味を持つに至った経緯を綴っています。




その昔、私はテレビ出演の仕事がありました(筆者のBrent Rose記者は俳優・映画製作者としても活動してるみたいです)。自分のキャリアにおける晴れ舞台でしたが、その前の週に寝違えてしまったのです。整体に行きましたが、そこの整体師のせいで首中にアザができてしまいました。撮影の日の朝、私はコンシーラーを探しにデパートに行きましたが、どうしても自分の肌に合う色を見つけられなかったのです。

その出来事でおかしかったのは、私が一般的な白人男性であって、化粧品会社は長い間、製品のほとんどを肌の白い消費者向けにデザインしてきたという点です。有色の人にとっては、肌の色に完璧に合うファンデーションを選ぶのはさらに難しくなります。Fenty Beautyのような企業が業界を正しい方向へと推し進めましたが、まだとても長い道のりがあり、だからこそLancômeのこのシステムを試したかったのです。

Le Teint Particulierはカスタムメイドのファンデーション。全米で20カ所以上の店舗で、高精度の測色計で肌をスキャンしてもらうと、すぐに精密ポンプからピグメントとローションがボトルに噴射され、5分後には肌にぴったり合うファンデーションが完成します。不思議な感じでした。肌の状態に合わせて、濃さと保湿の度合いも調整できます。88ドル(日本円だと約9,300円)とファンデーションとしては高価ですが、肌に合う色探しで苦労していた人からすれば革新的ではないかと。全工程は、動画でご覧いただけますよ。


8,000色という色の豊富さもさることながら、肌タイプとカバー力も選べるという点もすばらしいので、日本でも展開してほしいです…!

Source: Lancôme, YouTube

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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