藤井七段含め8棋士が3勝0敗に 順位戦C級1組


8月6日、第78期順位戦C級1組3回戦の全18局が東西の将棋会館で行われ、所属棋士36人中8人が全勝をキープしました。
○金井六段の猛追振り切る

本クラスは6月に開幕。所属棋士がおおよそ月1局のペースで抽選により選ばれた10棋士と対戦し、成績上位2人が来期B級2組へ昇級となります。同じ成績の場合は前期成績に基づいた順位が上の棋士が昇級。前期第77期、順位6位の近藤誠也五段(※当時)、7位の杉本昌隆八段、14位の船江恒平六段、31位の藤井聡太七段が9勝1敗で同率トップとなり、順位上位の近藤五段、杉本七段が昇級、船江六段、藤井七段は居残りとなったのは記憶に新しいところです。成績の悪い棋士には「降級点」がつき、2つめの降級点を取るとC級2組へ降級となります。

6日の対局で、成績を3勝0敗とした棋士は以下の通り(※カッコ内は今期順位)。

藤井 聡太七段(3)
青嶋 未来五段(6)
佐々木勇気七段(14)
島   朗九段(25)
安用寺孝功六段(27)
及川 拓馬六段(32)
佐藤 和俊六段(33)
石井健太郎五段(34)

今期こその昇級を目指す注目の藤井七段は、第3期叡王戦で決勝七番勝負に進出した金井恒太六段と対戦。金井六段の先手で、互いに飛の前にある歩を敵陣めがけて突いてゆく「相掛かり」の戦型へと進み、中盤、飛と角が総交換される華々しい戦いが繰り広げられました。金井六段が歩切れ(※持ち駒に歩がないこと)なのに対し、歩を2枚手にしていた藤井七段がその利を生かして先攻、有利な局面を築きますが、踏み込みを欠いた一着が出て金井六段の猛追を受けます。しかし、両者6時間の持ち時間を使い切った最終盤、藤井七段は敵玉を追い詰め、受けのなくなった金井六段が掛けた王手にも冷静に対処し逃げ切りました。差を詰められヒヤリとする場面もあっただけに、大きな1勝と言えましょう。

藤井七段のほか、関東期待の若手、青嶋五段、佐々木七段や、前期C級2組から昇級した3棋士、及川六段、佐藤六段、石井五段も白星を集めています。

4回戦は9月3日に行われます。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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