木村拓哉「主演の冠いらない」も、高視聴率を叩き出してきた弊害とは

wezzy

2019/8/7 16:45


 木村拓哉がパーソナリティーを務めるラジオ『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)。8月4日の放送では女優・杉咲花をゲストに迎え、仕事について語り合った。

木村拓哉と杉咲花は、2017年公開の木村主演の映画『無限の住人』で共演している。当時の杉咲はまだ高校生だったが、2018年には『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)で連続ドラマ初主演、今年も『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)で主演に抜擢されるなど、すっかり人気女優へと成長した。
木村拓哉「“主演”という冠はいらない」
 ラジオで木村拓哉は、杉咲花に対して<ドラマの現場とか、花ちゃんが軸になってやってみてどうだった?>と質問。杉咲は初主演ドラマ『花のち晴れ』の現場は「“未知の領域”でとても緊張した」と振り返りながらも、<現場にいさせていただいてやらせていただくのは、あまり主演とか関係ないんだなって思いました>と返した。

すると木村は“大正解”と共感を示し、“主演”という立場に関して自論を語った。

<第三者の方はすごく気も使ってくださるし、主演っていう言葉がすごい冠になってるんですよ>

<現場で実際に作業してみると、その冠って別にいらないですよね。みんなが必要だからそこにいてくれるし、出番が多い少ない、第三者から見れば出番とか台詞の量だったりとかっていうのは変わってくるかもしれないけど、優劣だったり、順位はないじゃん?>

木村は1996年放送の月9ドラマ『ロングバケーション』(フジテレビ系)で連ドラ初主演を果たして以来、数多くのドラマや映画で主演を務めてきたが、「主演も他のキャストも平等」というスタンスのようだ。作品はキャストやスタッフがチームでつくるものであり、“主演だから”と変に気を張る必要もないのかもしれない。

それでも「木村拓哉のドラマ」になってしまう
 しかし一方で、木村拓哉主演の作品の敗因は「すべて木村拓哉にある」とする報道は絶えない。

たとえば、杉咲花と共演した『無限の住人』は配給元のワーナー・ブラザーズは「興行収入100億円を狙う」と意気込んでいたものの、実際は10億円にも届かなかった。そのため、「木村拓哉の人気低迷が原因」といった見解を示すメディアも多かった。

木村拓哉は、今年10月からTBS系日曜劇場枠のドラマと、来年正月に放送される特別ドラマ『教場』(フジテレビ系)への主演が決まっているが、どちらに対しても低視聴率だった場合「木村拓哉は俳優失格」などのプレッシャーがかけられてしまう。

作品の責任を木村に押し付ける報道は、彼が長きにわたって“スター”というイメージを背負い、高視聴率を叩き出してきたことの弊害でもあるだろう。

けれども、作品はキャストとスタッフを含めた“チーム”でつくるものであり、“主演”に全責任を負わせるものではない。

木村拓哉は『教場』の撮影に関して「みんなで作り上げている」というコメントを寄せた。チーム一丸となって素晴らしい作品を届けてくれることを期待している。

当記事はwezzyの提供記事です。

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