ゴッドハンド整体師が教えるデスクワーカーの体ケア 第1回 ストレートネックや頚椎症の根本的な原因、「ネックストレス」とは?


首の痛みや肩こりの原因は様々ですが、「ストレートネック」や「頚椎症」が原因で痛みやこりの症状を抱えている方は少なくありません。

現代人はスマートフォンの使いすぎやデスクワークで姿勢が悪化しがちなため、このような首の異常を引き起こしやすくなっているのです。

今回のテーマである「ネックストレス」は、首の痛み、肩こりの原因となるストレートネックや頚椎症を引き起こす根本的な原因。では「ネックストレス」とはどういったものか解説いたします。
○ストレートネックは頚椎症とはどう違う?

まずは、ストレートネック、頚椎症について簡単にご説明いたします。

ストレートネックとは、本来は湾曲しているはずの首の骨(頚椎)の湾曲がなくなり真っ直ぐになってしまっている状態を指します。首が真っ直ぐになっていると、本来の頭を支える首の耐久力が低下してしまうため首の筋肉で頭部を支えることができなくなります。

その結果、筋肉に過度に負担がかかり硬くなってしまい、肩こりや首の痛み、頭痛、吐き気などが引き起こされるのです。

一方、頚椎症は頚椎を通る神経が圧迫された結果、首の痛みや手足のしびれなどの症状が出てしまう頚椎の病気です。

整形外科などの病院での治療が必要で、手足に力が入りにくい、歩行に障害が出るなど生活にも影響が出ることがあります。原因は様々ですが、やはり悪い姿勢が関係しているようです。
○ネックストレスは、首にかかるストレスです

悪い姿勢はストレートネックや頚椎症の原因ですが、たとえば一日悪い姿勢を続けただけでストレートネック、頚椎症になるわけではありません。

しかし、一日悪い姿勢になっていれば、確実に首には負荷がかかっています。負荷が積み重なり、首がその負荷に耐えられなくなると、ストレートネックや頚椎症といった異常として現れます。その負荷こそが、「ネックストレス」です。

なぜ姿勢が悪くなると首に負担がかかるのかというと、姿勢が悪いと自然と頭が前に出てきてしまいます。頭が前に出る分、バランスを取るため首の下部は後ろに引っ張られた状態に。すると首周りの筋肉が緊張してしまい、痛みとなって現れたり神経を圧迫したりしてしまうのです。

ネックストレスがストレートネックや頚椎症を引き起こしてしまうと、治療をするのに時間もお金もかかります。まだ種であるうちにしっかりと対策する、つまり悪い姿勢をしないようにすることが大切です。
○ネックストレスが起こる原因は体のゆがみから内臓の不調まで様々

「姿勢を悪くしよう」と思って生活している人はいないと思います。それなのに現代人の中には姿勢が悪い人が多く、姿勢を良く保とうとしても意識していないうちに背中が丸まってしまう方がほとんど。それは、「姿勢が悪いこと」自体にさらなる原因があるからです。

たとえば「足首のゆがみ」が挙げられます。足首がゆがんでいると足のバランスがとりにくくなるため、逆サイドの末端である頭部の重心を無意識のうちに前方向にずらしてしまいます。足のバランスの悪さを補うために上半身でバランスをとってしまう、ということですね。

また、意外な原因を挙げると、「胃腸の不調」も原因になりえます。お腹が痛い時を思い出してほしいのですが、前かがみな姿勢になってしまいませんか? 思わず手でお腹を押さえてうずくまるような大きなものではなく、胃腸の調子が悪い時のゴロゴロするような痛みでも、ふと気がつくと前かがみの姿勢になっていることに気づくはずです。その姿勢の悪さも、ネックストレスをかける原因になります。
○つまり、解消は首の筋肉をほぐすだけではネックストレスは解消されません

「首が痛い」「肩こりがひどい」そんな症状を解消しようとマッサージや整体に行くと、首や肩の筋肉に重点的にアプローチされることも多いのではないでしょうか。

しかし、首の筋肉だけをほぐしてもそれは一時的な症状の緩和にしか過ぎず、またすぐに痛みやこりが現れることに。そうならないためにも、根本の原因を取り除く必要があります。

そして、原因はひとつとは限りません。全身のバランスを正常に整えて初めて、ネックストレスのかからない正常な頭の位置にある姿勢を保つことができるのです。

私がお届けするコラムでは、全身のバランスを整えるためのセルフケアやストレッチをご紹介していこうと考えています。しっかりと体をケアして、ネックストレスを抱えない健康な体をともに手に入れましょう!

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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