20歳年下の恋人から一方的にフラれるが…彼女の母親から届いた意外なモノとは

日刊SPA!

2019/8/7 15:51

―[シリーズ・俺の失恋]―

大好きな恋人との別れは、いくつになっても辛いものである。

広告代理店の営業マン・榊原国生さん(仮名・45歳)は、半同棲していた彼女と破局し意気消沈していた最中、予想もしなかった出来事が起きたという。

◆20歳の女子大生と付き合った40男

「40歳の時に、20歳年下の女子大生と付き合ったんです。それはもう、当時は有頂天でしたよ」

榊原さんの会社が某イベントにブース出展した際、コンパニオンとして派遣されたのが美香さん(仮名・20歳)だった。

「美香は長澤まさみ似の端正な顔立ちで、スタイル抜群。会社の男たちはみんな美香に見とれていました。イベントの最終日に、帰宅方向が一緒だったことから、いろいろ話をして。音楽や映画だけでなく、ダイビングなどの趣味が一緒だったことから、デートに誘いだすことに成功したんです」

当時バツイチになったばかりの榊原さんは、独身に戻った開放感でいっぱいだったため、ぐいぐいと美香さんにアタック。代理店の営業マンという時間に融通の利く立場を利用して、平日に2人でグアムやサイパンに旅行し、ダイビングを楽しんだ。さらに冬は長野や北海道にスキー旅行、また会社のコネを使ってチケットをゲットし、一緒に有名アーティストのコンサートにも出かけた。

「こうして美香と付き合うことになり、半同棲状態の仲に。ところが3年後、彼女が大学を卒業し、有名な企業に就職したんです。社会人としていろんな世界に触れたりしているうちに、たくさんの男たちから誘われるようになって」

美香さんはそのたびに、榊原さんに報告したという。

「男のプライドが邪魔をして『オレ以外の男に会うな!』とは言えませんでした。でも、他の男とデートしている美香のことがやっぱり気になる。イライラしたり嫉妬したり、心が張り裂けそうでしたよ」

榊原さんが束縛しないこともあってなのか、美香さんが3日連続で3人の男とデートしたことが発覚。これに、とうとう嫉妬が限界に達した。

「何日も迷いましたが『いい加減にしてくれ!』と美香にLINEを送ることにしました。すると彼女から先に『彼氏ができたの。これまでありがとう。バイバイ』とLINEが来たんです」

このあっけらかんとした別れの言葉に、榊原さんは頭が真っ白になったという。

◆元カノの母親から小切手が届く

「別れたショックで何も手が付かないある日、自宅にいきなり封筒が届いたんです。中身は小切手でした。差出人はなんと美香のお母さんだったんです。すぐに彼女の実家に電話をしました」

当時45歳だった美香さんの母親は、榊原さんと年齢が近かった。そのためか、気の合う存在だったという。

「お母さんは、美香から僕と別れたことを聞き、相当怒ってくれたそうです。『いろいろなところに連れて行ってくれたり、尽くしてくれたりもしたのにごめんなさい』と何度も謝られました」

それは榊原さんへの同情だったのかもしれない。だが、「今までうちの娘がお世話になりました」と書き綴られた手紙と同封されていた小切手の値段が20万円だったというから驚くばかりだ。

「手紙は、本当に申し訳ないといったお母さんの気持ちがよく伝わるものでした。『小切手はさすがに頂けません』と何度も言ったのですが、聞き入れてもらえず、結局、ありがたく受け取ることにしました」

「小切手は換金したのですが、美香との縁が完璧に切れてしまったようで辛かったですね。やっぱり、お金で買えない幸せがあるのだと痛感しました」

別れてから2年経った今でも、心に傷が残っていると悲しそうに話す榊原さん。やはり、年齢を重ねても失恋に慣れることはないのだ。<取材・文/夏目かをる>

―[シリーズ・俺の失恋]―

【夏目かをる】

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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