iPhoneの通話もできるように。Fossilのスマートウォッチ、やっと欲しくなるモデルが出ましたね

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Image: Fossil

念願のSnapdragon Wear 3100搭載。

Qualcomm(クアルコム)がSnapdragon Wear 3100を発表した時、私たちはWear OSウェアラブルの性能が向上、高速化、そしてバッテリーの持ちが良くなると期待しました。それから1年、Wear OSウォッチの大多数がいまだに時代遅れなSnapdragon Wear 2100チップで動いていて、それはただの夢だったと判明したのです。

しかし、Fossil(フォッシル)が第5世代を発表。Snapdragon Wear 3100チップ搭載で新たなバッテリーモード、防水機能のスピーカーが備わり、心拍センサーの性能が向上したモデルが登場しました。

第5世代のスマートウォッチは基本的には同じスペックですが、スタイルと配色が若干異なっていてFossilらしさがあります。価格は295ドル(日本価格4万2000円税別)で、サイズは44mmの1.3インチのタッチスクリーン、3気圧(ATM)までの防水機能(厳密に言えば、プールに飛び込みたいなら5気圧を求めるべきですが、シャワーや皿洗いくらいなら3気圧で平気なはず)。センサー類はNFC機能(日本は未対応)、心拍の計測、高度計、加速度計、アンビエントライト、マイク、そして内蔵GPSが搭載されています。

重要なのは、これがSnapdragon Wear 3100チップで動くFossilのフラッグシップモデルであり、熱望していたアップデートだという点です。まず、第5世代のウォッチにはバッテリーモードがいくつか導入されました。Snapdragon Wear 2100搭載ウォッチのバッテリーの持ちのひどさからすれば、これは歓迎すべき追加点です。

Fossilは、バッテリーの持ちと引き換えに様々な機能を制限する4種のプリセットを用意。例えば「バッテリー延長モード」では、通知と心拍データを得ながらもバッテリーは数日間持つと言われています。「拡張モード」ではユーザーが有効機能を設定してバッテリーをセーブして、「時計表示限定モード」はウォッチのバッテリー残量がわずかな場合に時計以外の機能を切るとのこと。「デイリーモード」を選べば普段どおりにスマートウォッチを使えますが、一回の充電で丸一日持つかどうかといったところでしょう。
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Photo: Fossil

さらに第5世代では、防水スピーカーが搭載されました。これによりユーザーは、Google Assistantを使えるようになります。また、同社はiPhoneユーザーがウォッチ上で着信に応答できる特許技術を開発したと語っています。Androidユーザーは以前から行なえたことですが、Wear OSでiPhoneの通話ができるようになるのはこれが初になります(訳注:このためのアプリは今年度中に発表予定とのこと)。

最後に、Fossilは性能が向上した心拍センサーとプリインストールのCardiogramアプリを追加しました。Wear OSウォッチは心拍レートをトラッキングできていたものの、詳細な心拍データとなるとGoogle Fitには限界があったのです。

Cardiogramでは、心拍データのチャートを表示したり、他のアプリユーザーから分かる健康指標を比べたりできるので、「未診断の糖尿病、睡眠時無呼吸症、心房細動などの兆し」が分かるかもしれないとか。これが信頼できるかどうかは、第5世代を試してみないと分かりませんね。とはいえ、Wear OSの心拍トラッキングのアップデートはどんなものでも大歓迎です。

他の改良点としては、ストレージが前世代機種の倍(8GB、RAM 1GBを含む)になったので、全体的なパフォーマンスの向上につながるはずです。

これらはどれも良い点ですが、それでもまだWear OSはAppleやSamsung、Fitbitに遅れを取っています。でもそれはFossilのせいではありません。数あるWear OSブランドの中で、Fossilは特にこのプラットフォームに力を注いでいるようですからね。それも、Googleが同社のスマートウォッチ技術を4000万ドル(約44億円)で買収した理由の1つでしょう。

Wear OSはお粗末なSnapdragon Wear 2100チップにことごとく邪魔されてきて、そして当初の期待にもかかわらずSnapdragon Wear 3100もスマートウォッチメーカーと息が合わなかったようなんです。Wear OS 2.0とSnapdragon Wear 3100チップは、Fossil Sportではかなりまともなスマートウォッチに仕上がったのに残念です。Qualcommがこういった問題を全部解決する別のチップを開発しているというウワサがありますが、それが完成するまではSnapdragon Wear 3100内蔵のお手頃なモデルと言えば第5世代になるのかもしれませんね。

Source: Fossil

当記事はギズモード・ジャパンの提供記事です。

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