客やスタッフに次々不幸が…「非常口に霊がいる」店の恐怖実話

女子SPA!

2019/8/7 08:47

 最近はあまりありませんが、ひと昔前は夏になると怪談番組や心霊番組をよく見ていたものです。

「霊感はまったくナイのですが、前働いていたキャバクラには“出る”という噂がありましたね」そう語るのは関西のキャバクラに勤めるアカリさん(仮名・27歳)。キャバクラ店での心霊体験とは一体どのようなものなのでしょうか?

◆なにかとトラブルの耐えないキャバクラ

「詳しい場所は言えないのですが、5年前に関西のあるキャバクラで働くことになったのです。店は大通り沿いの交差点にある雑居ビルの中で、キャバクラ以外にも居酒屋や飲食店が入っていました。

最初は普通のキャバクラだと思っていたのですが、長く働くにつれてどこか違和感を感じるようになったんです。店にはアルバイトと呼ばれる昼職と掛け持ちしている子達と、レギュラーと呼ばれる夜1本で働いている子がいたんですけれど、レギュラーの子達が全然長続きしなかったんですよね」

週5~6日出勤するレギュラーは、お客さんをたくさん呼ぶ店の要みたいな存在。そのレギュラーが長続きしないということは店の売上にも大きく影響してしまいます。

「しかも、レギュラーの人達がやめる理由が体調を崩したとか鬱になったとかいうものばかりなんです。店のお客さんは普通の人ばかりなのにおかしいな、と思っていました。そんな中、店の売れっ子であるIさんと黒服のTくんが同時にやめるという出来事が起きたんです。

しかもその理由が、実はふたりは付き合っていて、TくんのDVによってIさんは全治1ヶ月の大怪我をしてそのまま長期休暇をとって退店しました。Tくんは責任をとってクビになったそうです」

他にも忙しいはずのボーナス時期に店がヒマになったり、お客さんが店を出た瞬間に倒れて救急車で運ばれるなど、良くないことが立て続けに起きたといいます。そんな中、アカリさんは1人のお客さんと出会いました。

◆頑なに非常口の前の席を嫌がる客。理由にゾッ

「その人は初めて見るお客さんだったのですが、最初、非常口の前の席に案内されたのを頑なに断っていたんです。結局、入り口付近の1番見通しの良い席にしてほしいと言ったそうで、そっちに座らせました。

フリーのお客さんで私が最初に席に着くことになったので、『非常口の前の席、何かありましたか?』と聞いてみました。するとそのお客さんは深刻な口調で『この店、良くない“気”があるね。特にあの非常口のところ』と言うんですよ。

そのとき気づいたんですけれど、TくんがIさんを怪我させた場所も営業後の非常口だったし、店を出た後に倒れたお客さんが座っていた席も非常口の前だったんです。

さらに心当たりがあって、店に入ったばかりの頃、霊感が強いというキャストが『非常階段のところに幽霊がいる』と言っていたのを思い出しました。その時は冗談だと思って聞き流していたのですが、そのお客さんの話を聞いた途端、急に怖くなっちゃって」

◆驚愕の事実が発覚。数十年前に爆発事故が…

それからも店の経営不振は続き、ついに店は閉店することになったそうです。

「閉店というかオーナーが変わったので、店名を変えてリニューアルすることになったんです。新しいオーナーが風水とか占いが好きで、これまでの内装をすべて変える工事が行われることになったんです。

それで工事前にお祓いをやることになり神職や祈祷師の人が来たのですが、そのときにとんでもない事実が発覚したんです。なんでも、数十年前に店の前の大通りを真っ直ぐ行ったところで爆発事故が起きて何十人もの人がなくなったそうです。

さらにその後、とある大規模火災が起きたときには同じ大通り沿いにあるお寺が遺体安置所になっていたらしく……。祈祷師の話によると店前の大通りが霊が通る霊道になっていて、その終点地である店のビルに良くない気が集まっていると言われたそうです」

◆霊能師に相談して内装を一新、効果は?

その後、霊能師に相談して霊が集まりにくいといわれる内装に工事したところ、今までの災難が嘘のように治まったといいます。

「とはいえ、エレベーターの横にガッツリ盛り塩が置いてあったりして、いかにも“出る”のがお客さんにバレバレだったんですよね。結局、リニューアルしてしばらくしてから退店しちゃいました。さすがにあの話を聞いたあとも働けるほど根性座ってないですよ(笑)」

霊を信じるかどうかは別として、なんだか運気がよくない場所ってありますよね。身の回りで良くないことが続いたら、一度調べてみるのもアリかもしれません。

―シリーズ「怪談・ゾッとする話/不思議な話」―

<文/カワノアユミ>

【カワノアユミ】

東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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