仕事で家庭訪問を断ったら、先生にモンペ扱いされ…私が悪いの?

女子SPA!

2019/8/6 08:47

 7月21日『news zero』(日本テレビ系)の参院選特番でタレントの若槻千夏のコメントが炎上。放送翌日、本人がSNSで謝罪した出来事をご存知でしょうか?

改めて経緯を説明しますと、番組に出演した小学校の先生があまりに多い仕事量の負担を軽減するため、勤務時間外となる18時以降の電話対応を控えていることを明かします。すると、これに対して彼女が「もし子どもが帰ってこなかったらどうする?」「(対応してくれないことが)寂しい」などと反論。これがネット上で“モンペ(モンスターペアレンツ)的”だと批判を受けたのです。

◆転校前の小学校は家庭訪問の免除が認められたのに……

しかし、子供を持つ母親のなかには彼女の意見に共感する人も。9歳の男の子を育てるシングルマザーの野島麻奈美さん(仮名・44歳/生活用品メーカー)は、「平日の18時まで」という家庭訪問の時間に配慮を求めたら担任の先生からモンスターペアレンツ扱いされてしまったといいます。

「公立だからお役所的といえばそれまでですけど、すごくやるせない気持ちになりました。18時以降の電話対応をしないと語った先生に意見した若槻さんも同じように思ったのではないでしょうか」

麻奈美さんは会社では管理職の立場にあり、学校から家庭訪問のプリントをもらった3週間前のタイミングでは有給を取ることが難しかったとか。そこで担任の先生に事情を説明し、家庭訪問の免除をお願いしたそうです。

◆どんな提案をしても「認められない」

「前の小学校はそこをきちんと配慮してくれて、共働きや私みたいにシングルマザーのママさんのなかには免除してもらった人も多かったんです。でも、今の小学校は『学校として認めていない』の一点張り。それなら訪問時間を帰宅後の時間にしてもらうなど別の形での配慮をお願いしましたが、『平日18時までの間に時間を作ってください』と言うばかりでした。電話越しでしたが声のトーンですごく嫌そうに答えているのがわかりました」

もちろん、無理なお願いをしているのは彼女も承知のうえ。そこで朝なら多少出社が遅れても大丈夫な日があったため、学校に行って面談というのを提案したそうですが「お宅だけそういった特別扱いをすることはできない」と拒否されてしまいます。

それどころか一切の配慮もなく、担任からは「訪問日時を早く決めてほしい」と何度も催促されます。

「ほかにもスカイプなどビデオ動画を使っての面談という案も出してみたのですが、やっぱりダメでした(苦笑)。学校の先生が大変な仕事で、毎日何時間も残業していることは当然私も知っています。だったら家庭訪問免除を許容するか、全面的に廃止してくれればいいと思うんです。それなら先生方の負担だって減るわけじゃないですか。実際、廃止に踏み切っている学校も最近は増えていると聞いています。その辺にすごく矛盾を感じました」

◆モンペ的な対応をしてしまたっと自己嫌悪に

業を煮やした麻奈美さんは担任ではなく、上司である教頭先生に電話で相談。その結果、夜8時から家庭訪問を受けられることになったといいます。

「訪問当日、担当の先生からは『今回は特別に』と何度も言われ、明らかに不服そうな様子でした。ただ、本来の勤務時間外なのは事実ですし、私は頭を下げることしかできませんでした。それなのに6月に行われた運動会のときには『日中ですけど、今日は大丈夫なんですね』って嫌味も言われました。子供のために笑って受け流しましたけど、彼は私のことをモンペと見ているみたいです。若槻さんはあれだけ批判を集めていたけど、それと同じで私もやっぱり世間からはモンペとみなされる対応をしちゃったのかなって」

どちらの側にも理由があり、それぞれ言い分があるのも事実。少なくとも一方が100:0で悪いという話でもないと思います。

ただし、今回のケースにおいては学校側の責任も重大。同様のトラブルが起きないためにも何かしらの配慮を行う必要があるのではないでしょうか。

<文/トシタカマサ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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