広島・原爆資料館、リニューアルの狙いとは? ナレーションは中村倫也


広島の原爆資料館が今年、リニューアルされた。6日放送のドキュメンタリー番組『NHKスペシャル “ヒロシマの声”がきこえますか ~生まれ変わった原爆資料館~』(NHK総合・22:00~22:49)では、俳優の中村倫也がナレーションを担当し、被爆者や遺族たちが原爆資料館に込めた思いに迫る。

リニューアルの狙いは、「被爆」を“あの日、キノコ雲の下にいた人間の目線”から捉え直すこと。「遺品」や「写真」に刻まれた被爆の記憶やエピソードをひとつひとつ調査し、どのような人が持っていたのか、のこされた家族は何を思うのか、“個人の物語”を記して展示する。被爆者の平均年齢は82歳を超えたため、体験を語れる人が少なくなる中、遺品や写真に「あの日の記憶」を語って貰おうとしている。

番組では、資料館に収蔵された2万点にも及ぶ資料や遺品をたどり、「知られざる物語」を取材。血と汗が滲んだ1枚のシャツに込められた「兄の悲しみ」や、「被爆した母と、生まれた子供」を写した写真の裏にある感動の秘話を明らかにする。遺品を寄贈した被爆者は、「家族なり身内の者の気持ちが込められている」「そこを見てほしい」と語る。

被爆者なき時代が迫る中で、未来に被爆を継承しようと模索する「ヒロシマ」。被爆者や遺族たちが原爆資料館に託した“ラストメッセージ”に迫る。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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