山本裕典「待っていてくれていたファンに今の僕を」ミュージカル『マイ・バケットリスト Season5』制作発表


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2019年8月9日(金)より東京・浅草花劇場にてミュージカル『マイ・バケットリスト Season5』が上演される。その制作発表が8月5日(月)に都内で行われ、山本裕典、キム・キュジョン(SS501)、ドンヒョン(元BOYFRIEND)、ミヌ(元BOYFRIEND)、キム・ヨンソク(CROSS GENE)が登壇した。

韓国発のヒューマンバディミュージカルである本作は、これまで4度日本で上演されてきた。描かれるのは、不良少年カングと余命宣告された少年ヘギの物語。ヘギの死ぬまでにやりたい“100個のバケットリスト”を、二人で埋めていく。演出は、中野智行(PaniCrew)が手掛け、カング役を演じるのは山本、ドンヒョン、ヨンソクの3人、ヘギ役には現在ダンスボーカルグループ「WIN=W1N」として活動している高橋龍輝のほか、キュジョンとミヌが演じる。

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3月に上演された舞台『となりのホールスター』で俳優活動を再開し、本作が本格的な復帰作となる山本は「2年半前ぐらいに事務所を辞めまして、正直に言うと、この世界に戻るつもりはなかったんです。その間も連ドラでお世話になったプロデューサーさんから声をかけてもらっていたんですが、ずっと断っていました。でも、3月の舞台と映画とCMという3つが重なって、これは何かの縁で、背中を押されているんじゃないかと思い、それとやっぱり応援してくれるファンのためだけにでも、戻ろうかなと思いました」と復帰の理由を説明。

続けて「いろんなご縁で3月の小劇場で舞台をスタートして、この作品に挑むことになりました。僕はDJ活動で全国を周っているんですけど、未成年のファンの方はクラブには入れないんです。でも、舞台はどんな人でも観ることができるので、待っていてくれていたファンの方たちに今の僕を見せたいです」と意気込んだ。

出演の経緯については「お話をいただいて、出演を決めかねていた時に『シーズン4』を劇場に観に行かせてもらったんです。でも、最初はミュージカルと知らず、歌う時点でお断りしようかと思ったんですよ・・・(笑)。でも、感動して不覚にも泣いてしまい、歌と踊りのハードルはありますが、それを乗り越えてでもこの作品に触れ合えたらとオファーを受けました」と語った。

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初めて日本で上演された韓国語版『マイ・バケットリスト』でカング役を務め、2019年の4月から5月にかけて行われた本作の上演では、全編日本語で公演も行っているドンヒョン。「素敵な作品に出会えて本当に嬉しかった」と喜びをあらわにすると、制作発表でのカングらしい革ジャンの衣裳が実は山本の私服だと説明。

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急遽持ってきたという山本の「それを着て芝居がしたいのであればプレゼントしますけど」との言葉に、ドンヒョンが「本当に!?」と驚くと、山本は「でも高いんだよな・・・(笑)」と苦笑い。

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これまでの日本での上演4回にすべて出演し、カング役とヘギ役の両方を演じた経験を持ち、今回は振付指導にも加わっているヨンソクは「最初は、また出演?!とビックリしました(笑)。今回は振付の指導者にもなれて嬉しいです。カングとヘギの両方を演じているレジェンドなので、一人芝居でもできます(笑)」とコメント。

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シーズン4でもヘギ役を演じたキュジョンは「もともと好きなミュージカルでした。それを日本語で上演できるのが嬉しく、シーズン4の時は本当に幸せでした。だから、今回も感謝しています。韓国で別の演劇や映画の準備がありますが、今は『マイ・バケットリスト』が僕の心では一番です。一生懸命やります」と意気込みを披露。

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ドンヒョンからの推薦により今回の出演が決まったというミヌは「その縁で出演できて光栄です。メンバー同士でこうやって演じることができて、素敵な思い出になると思います」と期待を寄せ、自分の私物であるというメガネについても「ヘギ役に合うかなと思ってかけてきました」と説明。さらに、役作りについて「ヘギ自体になろうと、小道具のカバンも休み時間でも身につけていて、自分の一部みたいな感じになっています」と加えた。

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また、稽古について山本が「ミヌと高橋くんが別の仕事が入ってしまい、他のメンバーは韓国での仕事があったので、稽古をしようと(僕も)韓国に行ったんです。だけど、スケジュールが合わなくて、韓国の稽古場に行ったら誰もいなかったんですよ(笑)」と驚きのエピソードを披露。

さらに「制作の方々がシーズン4まで出演していたヘギ役のインジュンを日本から呼んでくれて、今回出演しないインジュンと韓国でひたらすら稽古していました(笑)。韓国での稽古最終日には、お互いに感極まって二人で泣きながら魂の芝居をぶつけ合っていました(笑)」と幻の組み合わせが実現していたことを明かした。

死ぬまでにこれだけはやっておきたいという“バケットリスト”の話題では、ヨンソクが「これからシーズン6以降も全部出演したい。無理かな(笑)」と笑顔を見せながら、本作のナンバー「エスプレッソ・ダブル」にちなんで「カフェをオープンしたい」とコメント。すると、ドンヒョンは「カフェは僕のバケットリストの一つだったので、カフェを今やっています。詳しくは僕のインスタグラムをチェックして」とすかさずアピール。山本は「子どもが大好きなので結婚ですね」と打ち明け、キュジョンは「年を取ったら、ドラマ『深夜食堂』みたいなお店をヨンソクくんのカフェの隣に開きたい(笑)」、ミヌは「人がいない島で、家を作って釣りをしたり、そういう生活がしたい」と挙げた。

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ヨンソクの振付指導について質問が及ぶと、ヨンソクは「僕は優しいです(笑)。たまに厳しいところはありますけど、ミュージカルは歌と振り付けもストーリーなので、厳しい時は厳しく、優しいときは優しくて、親切な指導者になりたいです」と意気込む。

また、山本のダンスについて「裕典さんは、スタイルはカングとして完璧ですが、初ミュージカルだし、ダンスもやったことがないから覚えるのが遅いです(笑)。でも、山本さんのダンスを見て、歌を聴いてみて、こういうカングもいるよねと思いました」と話すと、山本は「地球ゴージャスさんの舞台に出演した時、歌とダンスができなくて、殺陣をしながら歌うシーンで歌を聴いた岸谷五朗さんから『歌カットかな・・・台詞にしよう」と言われてしまいました・・・(笑)」と裏話を披露し、はにかんだ。

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制作発表の終盤には、サプライズでテーマソングである「マイ・バケットリスト」が5人によって生披露。軽やかなメロディーとともに、残り少ない人生を前向きに生きようというポジティブな思いを5人がさわやかに歌い上げていた。

最後に、山本は「本番ではいろんなことが起きると思いますし、いろんな楽しいことがあると思います。お客様に僕らのチームワークを見せて、泣いて笑って帰ってもらったらなと思います」と呼びかけた。

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ミュージカル『マイ・バケットリスト Season5』は、8月9日(金)から8月19日(月)まで東京・浅草花劇場にて上演される。

(取材・文・撮影/櫻井宏充)



当記事はエンタステージの提供記事です。

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