500円玉貯金を盗んだ夫を問い詰めたら 「こづかいが少なすぎる!」と逆ギレされて…

女子SPA!

2019/7/31 15:46

 硬貨1枚なら小額でも貯まれば大きなお金となる小銭貯金。最近はキャッシュレスが進み、ひと昔のようにどの家庭でも行われているわけではありませんが、それでも単位が大きい500円玉貯金はまだやっている方が多いようです。

しかし、こうした家庭内貯金の場合、バレないようにお金をこっそり抜き取る人も少なくありません。

◆ペットボトルの500円玉がなかなか増えないことに違和感

結婚後、500円玉貯金を続けている土本由美さん(仮名・36歳/派遣社員)も貯金がなかなか増えないことに違和感を覚えたとか。

「我が家では2リットルのペットボトルに投入口を作って500円玉貯金をしていたので、どのくらい貯まっているか一目でわかるようになっているんです。それなのにちょうど半分くらい貯まったところからいっこうに増えないんです。ほぼ毎日貯金していたのに明らかにおかしいじゃないですか。

ウチは3人家族ですが子供はまだ幼稚園ですし、まだ自分で買い物をした経験すらないこの子がくすねている可能性はまずありません。そうなると犯人は夫しかいません。

でも、言い訳ばかりする人で基本的に自分の非は認めようとしない。だから、決定的な証拠を掴み、言い逃れできないにしてやろうと思ったんです」

とはいえ、監視用の小型カメラを購入する余裕もないため、決定的証拠を動画で抑えるのは断念。そこで一時的に貯金するのを中断し、料理用に使っていたキッチンスケール(調理用はかり)で500円玉が入ったペットボトル貯金箱の重さを毎日チェック。それを写メで記録していたそうです。

「0.1グラム単位で表示されるため、硬貨1枚の増減もわかるからです。この方法が頭に浮かんだときは私って天才じゃん!と思ったりして、途中からは夫をギャフンと言わすことを楽しみにしながら証拠を集めていました(笑)」

ただし、結果的にそこまで念入りにする必要はなかったといいます。

◆罰として夫に小遣いの一時減額を伝えたら猛反発

「調査開始初日と1か月後ではパッと見でわかるほど500円玉の量が減っていたからです。そこで次の週末の夜、夫に証拠を突き付けたんです。

でも、『あなたペットボトルから500円玉くすねてるでしょ』と言ったとたん、座っていたソファーの上で土下座。『ご、ごめん、ほんの出来心なんだ……』と謝られました。あっさり認めちゃったので拍子抜けしましたけど、その態度が逆にイラッと来ちゃって」

旦那さんは廃棄予定だった薄いプラスチック製の板の切れ端を会社から持ち帰り、ペットボトル貯金の投入口に差し込めるサイズに加工してお金を抜き取っていたと手口を告白。しかも、5回にわたり総額3万円近く盗んでいたことが明らかに。

さすがに笑って許すこともできず、2か月間お小遣いを月5000円に減額すると言い渡します。

ところが、旦那さんはこの処分に「悪いのは俺だけど、そもそも月の小遣い2万円は少なすぎる! それなのに月5000円なんて横暴だ!」と猛反発。それ以来、口を利いてくれなくなったといいます。

◆周りから鬼嫁扱いされて、やむなく夫の小遣いを増額

「予想外の展開でした。気になってサラリーマンの月の小遣いを調べたら約4万円で、夫の言っていることが本当だと知ってショックでした。それに友達には『月2万円じゃ旦那さんかわいそうだよ』って言われるし、お母さんに相談しても逆に『アンタの気持ちもわかるけど、旦那さんの立場も考えなきゃ』ってたしなめられる始末。それで悪いのは自分かもって思うようになったんです」

美香さん夫婦は共働きで、世帯年収は950万円超と生活が苦しいわけではありません。それでも家計を預かる妻として譲れない部分もあったため、小遣いの一時減額を撤回しないことを旦那さんに説明。そのうえで月2万円だった小遣いを3万5000円にアップすることで納得してもらったそうです。

「マイホームの頭金を貯めている時期ですし、ウチの家計ではその額が限界。悪いのは夫のはずなのに周りから私が責められるのは釈然としないですけど、修復できないほど夫婦仲がこじれるのも嫌だったので……」

貯金を盗むのは論外ですが、旦那さんの小遣いが少なすぎるのも問題。いずれにしてもお互い納得できるまで夫婦で話し合うのがいいのかもしれませんね。

―シリーズ「お金のトラブル」―

<文/トシタカマサ イラスト/真船佳奈>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

ランキングをもっとよむ

注目ニュース

注目記事をもっとよむ

あなたにおすすめ