“おいしいバニラアイス”の見極め方3つ。早く知りたかった…

女子SPA!

2019/7/23 08:45

 バニラアイスの賢い選び方。

突然ですが、皆さんは、「バニラアイス」を買う時、どうやって選んでいますか? ブランド? 値段? ボリューム? もしかすると多くの方は、「なんとなく選んでいる」のではないでしょうか? 実は、ひとくくりにバニラアイスと言っても、成分や製造法が異なり、味・風味・食感などが大きく違うんです。もっと確実に、自分好みのテイストと出逢うためには、どうしたらよいのでしょうか?

そこで今回は、自分好みのバニラアイスがわかる「おいしいバニラアイスの見極め方3つのポイント」をご紹介してみたいと思います。

◆①「種類別」を確認

⇒濃厚さなら「アイスクリーム」、さっぱり系なら「ラクトアイス」

まず最初に確認をすべきは、パッケージに表示されている「種類別」という欄。おなじバニラ系のアイスであっても、乳脂肪分の割合によって名称が異なります。

●アイスクリーム:無脂乳固形分15%以上&乳脂肪分8%以上

●アイスミルク:無脂乳固形分10%以上&乳脂肪分3%以上

●ラクトアイス:無脂乳固形分3%以上

つまり、「濃厚さ」にこだわりたいなら、アイスクリーム。「さっぱり感」がお好みであれば、ラクトアイスを選ぶと良いでしょう。ちなみに、主な有名商品のうち、アイスクリームは、ハーゲンダッツ(ハーゲンダッツジャパン)、レディボーデン(ロッテ)、MOWモウ(森永乳業)の3アイテム。価格の手頃感や添加物(乳化剤・安定剤の有無)の視点からすれば、MOWがオススメです。

◆②「香料」の詳細を確認すべし

⇒バニラシード?バニラ香料?香料?

バニラアイスのおいしさを最も左右するのが、「バニラの香り成分」。実は、「バニラ感」を作り出す原材料、よくよく見てみると、3つのタイプがあることに気がつきます。

●バニラシード:本物のバニラビーンズから「種子」を取り出したもの。

●バニラ香料:バニラビーンズから香りを抽出した天然香料。

●香料:バニラの香り成分を人工的に合成したもの。

世界的にバニラ不足であることから、多くのバニラアイスは、合成香料を使って製造されています。しかし、必ずしもバニラシードだから美味というわけでもありません。よりナチュラルで優しい香りを好むのであれば、バニラシードが最適でしょう。その視点で言えば、低カロリーアイスとして有名なSUNAO(グリコ)がオススメ。ちなみにハーゲンダッツは、バニラ香料を使用しています。

◆③「空気含有率」に注目する

⇒「濃厚バニラ感」なら「空気含有率ゼロ」アイス

3つ目のポイントは、「空気含有率(オーバーラン)」。あまり聞きなれないワードかもしれませんが、これは、アイスに含まれる「空気の割合」のこと。

●空気含有率が高い:ふんわりとしたジェラートのような食感。軽くさっぱりとした味わい。甘みや冷たさが感じにくい。

●空気含有率が低い:濃厚な味わいと風味の強さが特徴的。甘みや冷たさも感じやすい。

先日、「リアルバニラアイス~Zero Air~(スナックミー)」という、空気含有率をゼロにした希少アイスも登場しました。ネット販売のみのレアな商品ですが、実際に食べてみると、その差は歴然。とにかくバニラ感がしっかり感じられ、冷たい食感が際立ちます。バニラのおいしさにこだわりたい人には、一度試してみる価値はあるでしょう。

<文、写真/スギアカツキ>

【スギアカツキ】

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12

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