ジャニーズ事務所を出た元SMAPは間違いなく干されている 「#ジャニーズ事務所に圧力なしと認定」の誤解

wezzy

2019/7/19 14:15


 ジャニーズ事務所が公正取引委員会から「独占禁止法違反につながる恐れがある」として、注意を受けていたことが17日、わかった。ジャニーズ事務所は昨年9月に事務所を退所し独立した元SMAPメンバー、稲垣吾郎香取慎吾草なぎ剛の3人をテレビ番組に出演させないように、民放テレビ局などに対して圧力をかけている疑いが浮上しており、公正取引委員会が調査に乗り出したという。

調査の結果、違法行為は直ちには認められなかったものの、独占禁止法違反につながる恐れがあることから、ジャニーズ事務所は注意を受けたようだ。

ジャニーズ事務所は同日、「圧力などをかけた事実はない」とのコメントを発表した。

<弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません。とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います>

調査の結果、公正取引委員会でも圧力は認められず、ジャニーズ事務所側も「圧力はかけていない」と発表したことから、ツイッター上では「#ジャニーズ事務所に圧力なしと認定」というハッシュタグがトレンド入りしている。

「#ジャニーズ事務所に圧力なしと認定」擁護するファン
 一部のジャニーズファンたちはこのハッシュタグをつけ、ジャニーズ事務所を擁護。公正取引委員会から注意を受けたと報道したNHKに対して「ジャニーズ事務所が圧力をかけたかのように報道することは名誉棄損」という抗議や、「圧力はないと認定されたのだからこの件は終わり」といった声を上げている。

しかし明確な「圧力」の証拠を認められなかったにせよ、公正取引委員会が動くような“疑い”がジャニーズ事務所にあったことは事実。この報道に関してネット上では「テレビ局とジャニーズ事務所の蜜月は知っていた」「圧力はなくても忖度はある」と反応する人も多く、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛の3人は、視聴者の目から見ても明らかに地上波テレビ番組から排除されていた。

たとえば、昨年11月放送の『歌のゴールデンヒット-年間売上げ1位の50年-』(TBS系)。「1970年代から現在に至るまで50年間のヒット曲を、売り上げランキングをもとに紹介する」という形式の特番だったが、2003年のSMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」だけがカットされる事件が起こった。

SMAP時代から継続していた3人の地上波レギュラーテレビも次々に終了。現在は草なぎ剛がナレーションをする『ブラタモリ』(NHK)だけが残っている。テレビドラマへの出演も一切なくなった。これは本人たちの意向か? ジャニーズ時代には途切れなかった“テレビでの仕事”が、なぜいきなりなくなるのか。

ジャニーズ時代からやっていた番組が、事務所を離れたことで終了するのは契約上の問題だとすればわからなくもない。だが、新事務所に移籍してから地上波テレビへの出演回数が激減し、新番組も一切ないことはどう考えてもおかしい。新興メディアのインターネットテレビやCM、映画、舞台のオファーはあるのに、不自然に“テレビだけ”が空白地帯なのだ。
笑福亭鶴瓶「今はまだちょっとあかん」
 「週刊文春WOMAN」(文藝春秋)2019年正月号に掲載された、草なぎ剛と笑福亭鶴瓶の対談で、こんな会話がある。

鶴瓶:CMはええし、Abemaもええけどな、こっちにはいつ戻ってくるねん。俺らと一緒に出るのは?
草なぎ:いやあ、僕らからはなんとも。べーさんに窓口になっていただいて、べーさんの力でなんとか(笑)。
鶴瓶:窓口て(笑)。そんなもん、なんぼでもなるよ。なんぼでもなるけど、今はまだちょっとあかんみたいなこと言う奴がおるやんか。全然関係ないのにな。その分、今は道歩いてたら、声かけられるんやないの? 前より余計すごいやろ。
草なぎ:心配してくださってる人が結構多かったりしますね。「どう、大丈夫なの?」みたいな。

これがテレビからジャニーズ事務所への忖度を意味していることは明らかだろう。<こっち>すなわちテレビ業界においては、<今はまだちょっとあかん>と彼らの起用を尻込みし様子を伺っているということだ。

現役ジャニーズタレントのためにも…
 今回の公正取引委員会からの注意は、あくまでも事務所の経営者に対するもので、所属タレントを責めたり、罰したりするものではない。

ジャニーズ事務所が権力を持っていることによって、タレントのスキャンダルをもみ消したり、ドラマや映画で主演に抜擢されたりといった利点も確かにある。しかし、そういったテレビ局との関係に不信感を抱くジャニタレもいるようだ。

また、「事務所を辞めたら地上波の番組に出演できない」という重圧から、待遇に不満があったとしてもタレントは我慢を強いられる可能性もある。

ジャニーズ事務所の“健全化”は、長い目で見れば、所属タレントにとってもプラスになるはずだ。

当記事はwezzyの提供記事です。

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