ジャニーさんの近くで帝王学を学んだジュリー氏、満を持して社長に就任

 【緊急連載 どうなるジャニーズ(5)】絶対的なプロデューサーとして、一代でジャニーズ事務所をアイドル帝国へと築き上げたジャニー喜多川社長。姉のメリー藤島副社長(92)が事務所の経営面を担当し、それを支えてきた。今後は、メリー氏の長女・藤島ジュリー景子副社長(52)が社長に就任する。

 ジュリー氏は東京都出身で、父は「孤獨(こどく)の人」などで知られた作家の藤島泰輔氏(故人)。1990年代からジャニーズ事務所の経営や制作に参加。97年にKinKi KidsをCDデビューさせ、その後、のプライベートレーベルとして発足した「ジェイ・ストーム」など関連各社の社長も務めている。満を持してのトップ就任となる。

 ジャニーさんの近くで帝王学を学んできた一面もある。07年にデビューしたHey!Say!JUMPのメンバー選考には、ジュリー氏も深く関わっていた。また、TOKIOや嵐、関ジャニ∞をバラエティーを通じてブレークさせ、成功に導いた人物でもある。

 周囲はジュリー氏について「人の話をしっかり聞く人。自分だけの意見で物事を推し進めるタイプではない」と明かす。ジャニーズJr.の育成を担当する滝沢秀明氏(37)も信頼を寄せる。滝沢氏が今年1月に「Snow Man」にメンバー3人を加える決断を下した際に、相談相手となったのがジュリー氏だったという。

 今後はタレントの発掘、育成面で滝沢氏がジュリー氏を支えていく。2人を知るテレビ関係者は「滝沢さんも人と相談しながら物事を決めていくやり方をしている。ともに人の話を聞くことを大事にしているので、2人はうまくやっていけるのでは」と指摘した。

 ジュリー氏はメリー氏が担当してきた経営面を引き継ぐことになる。ジュリー氏はここ1、2年で、事務所の長年の懸案事項だったインターネット活用を大幅に進め、次世代の多メディア化に対応する取り組みが高く評価されている。

 一方、滝沢氏もネット活用を開始。ジャニーズJr.の公式エンタメサイト「ISLAND TV」が3月から稼働。ライブ映像の生配信などで新たなスターを売り出していく。こうした面でも2人の思いは合致している。

 令和元年に迎えた事務所の転換期。デジタル化を一層加速させた新時代のジャニーズ事務所となっていく。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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