最大斜度35度は迫力満点!新型レンジローバー・イヴォークで巨大ダムを訪問

日刊SPA!

2019/7/14 08:52

 男が好きなもの。それは、女とクルマと城とダム!

このところ世間のクルマへの関心と言えば、アオリ運転や高齢者の暴走事故など、ネガティブな部分に集中しているが、城とダムのほうは、ポジティブな意味で静かなブームが盛り上がっている。なかでもダムは、ここ数年急激にブームとなり、「ダムカード」や「ダムカレー」までが注目されるようになった!

週刊SPA!のモテないカーマニア軍団は、「女」を除く「クルマ」と「城」を愛好してきたが、最近そこに「ダム」を加えることにした。といってもダムに関してはまだドシロート。すべてが物珍しいでちゅ。

今回我々は、新型レンジローバー・イヴォークの取材のため厚木市を訪れたのだが、会場から首都圏屈指の規模を誇る宮ヶ瀬ダムが近いことに気づき、急遽探訪することにした。

◆高さ156mの宮ヶ瀬ダムを見下ろしてみた!

宮ヶ瀬ダムは、相模川系の中津川上流に築かれた重力式コンクリートダム。完成は2000年と、ダムの中では相当新しい。我が国では、ついに高速道路の新規建設が終わりつつあるが、ダムのほうも同様で、首都圏では、建設中の八ッ場ダム(群馬県)が最後の新規巨大ダムになるだろう、という状況だ。

厚木から県道62号線を上っていくと、山間に宮ヶ瀬湖が姿を現した。このところの雨で満水状態。貯水率100%だ。そのままダム湖沿いに進み、トンネルを抜けると、ダム上部の駐車場入口に出た。入口には係のおじさんが立っている。すわ、有料かとひるんだが、観念して突入すると、「この場所に止めてね」と駐車場所を指示されただけ。無料でした。よかった~。

「ダムの真下に、エレベーターとインクラインで降りられますからね」(係のおじさん)

えっ、そーなの!?  ヤッター! まだダムカード5枚の初心者ゆえ、ダム直下からダムを見上げたことがなかったんです!

まずはダムの上部から下流側を眺め、「たけ~~~~!」「すげ~~~~!」とお約束の雄叫びを上げる。宮ヶ瀬ダムは高さ156m。国内で6番目の高さを誇っているのだ。

なかでも流し撮り職人は、ダム探訪初体験ゆえに感動もひとしおで、「こんなに高いんですかあ!」とマジでビビッっている。やっぱり巨大建造物は男のロマンでちゅね。

続いて隣の「水とエネルギー館」に入り、ダムカードをゲットする。ここでは宮ヶ瀬ダムとそのすぐ下流にある石小屋ダム、ついでに愛川町のゆるキャラ「あいちゃん」のカード、合計3枚もくださいました。うれし~~~!

ダムカードとは、ダム訪問者に無料で配られる怪獣カードのようなもの。子供のころはカードの類を集めたことはなかったが、還暦を間近にして、初めてカード集めにヨロコビを感じております。

いよいよダム直下に降りようではないか。エレベーターは無料、インクラインは往復500円(大人)だが、景色を楽しむだめにインクラインを奮発。つーかインクラインって乗るの初めてなので……。

インクラインとは、本来はダムの建設資材を上げ下げするために建設されたケーブルカー。宮ヶ瀬ダムの場合、完成後はこれを観光用に転用しているのでした。スバラシイ!

さすがダム建設用だけあって、インクラインは斜度がすごい。最大斜度はなんと35度! ほとんど崖を降りるように感じまちゅ! ケーブルカーにはいろいろ乗ったが、これほどの斜度は初めてのような気がする。迫力満点だぜ。

◆高さ156mの宮ヶ瀬ダムを見上げてみた!

6分ほどでダム下に到着。いよいよダムを直下から見上げようではないか。

「うお~~~~~、でけ~~~~~~~~~~!」

3名とも初体験ゆえ、真剣に感動でした。当日は放流はなかったが、宮ヶ瀬ダムは毎週水曜日などに観光放流を行っていて、ダムの途中の鼻の穴(みたいなところ)から、1回につき6分間、放流してくれるんだそうです。

「最近はダムブームで、放流日はお客さんが凄いよ!」(ケーブルカーの係のおじさん)

「そーなんスか! 次回はぜひ放流日に来ます!」(おっさん3名)

ついでに次回は、ダム近くの「旅館みはる」で、宮ヶ瀬ダムカレーもいただかなくては! 3枚のトンカツがダムの放流口になっているそうでちゅので。それにしても、首都圏のこんな近くに、こんなにエンターテイメント性のある巨大インフラがあるなんて~。灯台下暗しでした。

●宮ヶ瀬ダムの観光放流

【実施日】 4月~11月の 毎週水曜日、毎月第2日曜日、毎月第2第4金曜日、その他不定期日(イベント放流) ※12月~3月は休止

【実施時間】午前11時~午前11時6分 (6分間)、午後2時~午後2時6分 (6分間)

取材・文/清水草一 撮影/池之平昌信

【清水草一】

1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中。清水草一.com

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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