列車を緊急停止した運転士、線路に繋がれた犬を救出(チリ)<動画あり>

このほど南米のチリで、列車の運転士が線路に繋がれていた犬を救出するという出来事があった。もし列車がそのまま通過していたら犬の命は無かったはずで、この犬を救った運転士の男性には称賛の声が集まっている。英メディア『Metro』などが伝えた。

チリで列車の運転士をしているアンドレス・ファブリシオ・アルガンドーナ・タピアさん(Andres Fabricio Argandoña Tapia)が、先月17日に投稿した動画が多くの人に衝撃を与えた。それはアンドレスさんが列車を運転中、リャイリャイ付近を通過しようとした時の出来事だった。

動画では、線路の先に黒い中型犬が立ち尽くしていた。線路から立ち去る様子もなかったことで、アンドレスさんは列車を緊急停止させ、運転席から降りて犬に歩み寄った。すると犬は線路に鎖で繋がれて、列車が来ても逃げることができない状態だったのだ。

スマートフォンで撮影したアンドレスさんは、怒りでいっぱいになり「なんで、こんなひどいことができるんだ。誰がこの小さな犬を線路に縛り付けて置いて行ったんだよ!」と言い放ったが、犬は少し警戒した様子で始終吠えていた。

アンドレスさんは犬を保護しようと思ったが、犬はパニックに陥っているようで鎖を外したとたん一目散に逃げて行ったという。後にアンドレスさんは、Facebookに「こんなことしてはダメだ! いつか人類が変わってくれることを願うよ」と投稿した。

そしてこの動画は瞬く間に拡散され、リャイリャイの当局も犬を鎖で縛りつけた人物の捜査に乗り出した。また市長のエドガルド・ゴンザレス氏(Edgardo Gonzalez)もこの件に注目し、次のように述べた。

「このような虐待が私達の社会で起きていることにショックを隠せません。我々は無抵抗な動物に起きた不快な出来事を決して容認することはできません。犬の命を救った運転士の行動には感謝の言葉を贈ります。」

エドガルド市長は自治体として必要な措置を取るとともに、犯人に対しては訴訟を起こすことも考えており、逃げた犬が見つかった後は新しい飼い主を探す予定でいるとのことだ。



画像は『Andres Fabricio Argandoña Tapia 2019年6月17日付Facebook「No falta la gente mala de corazón」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

当記事はテックインサイトの提供記事です。

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