お顔のシミを消す方法って?コスメから治療までプロ&医師に聞く

女子SPA!

2019/7/13 08:45

 気づけば大きく、そして濃くなっている顔のシミ……。

一般的なシミ、「老人性色素斑」は、ご存じのとおり、紫外線を浴びて生成されたメラニンが原因。このメラニンは通常、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)によって外に排出されるのですが……。加齢などさまざまな理由で新陳代謝が衰えると、メラニンの排出が追いつかず沈着してシミになってしまうというのがそのメカニズムです。

無防備に太陽の光を浴びていた若き日が悔やまれるわけですが、あきらめることはありません! 今回は、シミを消す方法を最新技術からメイク法まで、にっくきシミを消す方法をご紹介します。

◆シミを消す①美容ライターが選ぶベース3選

まず最初に考えるのは、「メイクで消しちゃおう」という手軽な方法ですよね。

紫外線が強くなるこれからの季節、新たなシミをつくらないためにも、ベースメイクは手を抜けません。そこで、美容ライターの此花さくやさんに、オススメのアイテムを3つ教えてもらいました。

(1)これ1本でシミ消し&メイク完了!

●プリオール「クール美つやBBスプレー UV 50」【数量限定】2,484円(税込)

毛穴の引き締め、美容液、化粧下地、コントロールカラー、UVカット、ファンデ、お粉、と7つの機能を兼ね備えたプリオールの冷却BBスプレー。付属のスポンジに2cm離れたところから1~2秒スプレーして、顔の中心から外側へ優しくのばすだけ。

「写真下ぐらいの量で顔全体がカバーできますが、シミや毛穴の開きが気になる方は、再度同じぐらいスプレーして、気になる部分にスタンプ塗りしてください」と此花さん。

モチはよく、仕上げのパウダーは基本いらないそうですが、Tゾーンにはたいておくといいかも。SPF50、PA++++もうれしいポイントです。

(2)自分好みの仕上がりをチョイス

●リサージ「カラーメインテナイザー」4,500円(税抜)

美容液、化粧下地、ファンデーションの機能がついた美容液ファンデーション。リサージの取扱店で肌測定をうけて、肌色はもちろん、仕上がりも自分好みのものを選ぶことができるそうです。

仕上がりは、「ナチュラル・さらっと(NI)」「ナチュラル・しっとり(NII)」「カバー・さらっと(CI)」「カバー・しっとり(CII)」4パターン。

「しっとりタイプはテクスチャーがやや重めだけど、どのタイプものびがよく肌にぴたっとくっつき、セミマットのお肌に! シミ消しには、ややマットよりのカバータイプのほうがいいかもしれません」(此花さん)

(3)美白パウダリーマスクを化粧下地に!?

●ベネフィーク「ホワイトニングパウダー」【数量限定】5,000円(税抜)

本来は夏の夜のベタつきを防ぎ、美白効果が期待できる「ナイトパウダー」。それを化粧下地として使うと、美白と同時に化粧崩れを防げるのだそう。

「いつものスキンケアの後、パフに粉を取りなじませて、ぽんぽんと軽く顔に叩きこみます。毛穴の開きが目立ちやすく、化粧崩れやすい箇所には押し込むように。その後は、パフについた粉をティッシュオフしてくるくると肌を磨くと、ホワイトニングパウダーが肌に均一にのり、肌の透明感がアップしますよ」

ヒアルロン酸配合で、粉っぽくならずしっとりとしたつけ心地に加え、「香りが本当に気持ちよく、使うのが楽しいパウダーです」と此花さん。シミに悩みだすと、メイクが憂鬱になります。「楽しい」という感覚は大切なのかもしれません。

◆シミを消す②コツは2色ファンデとブラシ

50代女性を輝かせる「リバイバルメイク」の第一人者で、メイクアップアーティスト&美容師の船津有史さんの「悩みを消すぶっとびメイク」なら、難しいテクニックなしで、シミのないツヤ肌がつくれちゃいます。

STEP1:自分の肌色に合ったファンデーションに加え、ワントーン暗い色のファンデーションを用意。シミ部分に、ワントーン暗い色のファンデを指で塗る

STEP2:その上から肌色に合ったファンデーションをなじませる。このとき、手ではなくブラシでファンデーションをのばす

たったこれだけで、頬のシミも消え、つややかな肌に。

カバー力とツヤ感を出すポイントは、リキッドファンデーションを使うこと。特に、「NARS ナチュラルラディアント ロングウェアファンデーション」は、軽い使用感ながらカバー力は高く、色数が豊富で肌に合わせやすいそうです。

◆シミを消す③光治療でメラニン色素にダメージ

メイクより本格的にやるなら、美容クリニックでシミ消しの施術を受ける方法があります。

まず表参道の美容クリニック「ティーアイクリニック」の田原一郎院長がオススメする光治療をご紹介します。

「光治療とは、目に見える『可視光線』で肌の深層部にまで働きかけ、肌の再生を促す治療で、最新の機械では傷みがほとんどないんですよ」と田原院長。

たとえば、同クリニックの「BBLsスーパーフォトフェイシャル」は、BBL(ブロードバンドライト)という光を照射し、皮膚表層のメラニン色素にダメージを与えるというもの。深層にある毛細血管拡張症のヘモグロビンにも反応するので、赤ら顔にも効果があるそうです。

施術はというと、しっかりと洗顔をしたあと、乳酸の入った化粧水で肌の調子を整えて、専用のジェルを塗ります。そしていよいよ機械で光を照射。“パチッ、パチッ”という刺激はあるものの、痛いというほどでもなく、超敏感肌の人、痛みに弱い人も安心です。

所用時間はたった15~20分程度で、治療後すぐに洗顔やメイクもできるというのもうれしいですよね。

◆シミを消す④光治療でコラーゲンの生成を活性化

一方、「かっちゃん」こと高須クリニック・高須克弥院長が「シミ治療初心者に人気があるんだよ」と教えてくれたのが、「IPL(インテンシブパルスライト)」。こちらも光治療のひとつで、コラーゲンの生成を活性化して、シミ、そばかす、くすみ、ニキビ、赤ら顔といった肌の悩みを総合的にケアできるのだとか。

たっぷりと顔にジェルを塗り、光を照射していくのですが、輪ゴムで弾かれたような痛みがある程度。時間にして20~30分で終了。1回でも効果を感じられるそうですが、シミの大きさなどによっては、時間をおいて複数回やったほうがいいそうです。

また、「今後のことを考えるなら、シミができにくくなるよう、手を打っておくことも大事」と高須院長。

効率のいい予防ケアには、高濃度の成分を直接摂取できる「美容注射」がおすすめで、注射だとたった5~10分で、全身に有効成分が行き渡るのだそう。

光治療にしろ、美容注射にしろ、最新美容技術は「楽チン」+「時短」がトレンドなんですね。

◆シミを消す⑤治らないはウソ! 肝斑を消す4ステップ

最後にご紹介するのが、「肝斑」の消し方です。「肝斑」とは、おでこや頬、あごにできる、あのモヤッとした薄茶色のシミのこと。

美容皮膚科「シロノクリニック」横浜院院長の佐藤美先生によると、「肝斑は表皮の下の部分、基底層付近にメラニンが蓄積してくることで起こります。女性ホルモンや皮膚の摩擦などが関係していると考えられていますが、原因の特定はされていません」とのこと。そして、「肝斑は非常に治りにくい」とも。

原因不明、治りにくい……。でも、その対処法はないわけではありません。佐藤先生は、次のような優先順位で、あるいは同時に試してみるのがいいと教えてくれました。

1.飲み薬(ビタミンC、ビタミンE、トラネキサム酸)

ビタミンCとEメラニンを沈着する活性酸素をブロックし、やっつけてくれるので、老化そのものを抑制。トラネキサム酸はメラニンの産生を抑制したり、炎症を抑える作用も。「飲みぐすりはキチンと、まずは2か月続けて飲むことが大切」だそうです。

2.外用薬(ビタミンC、ハイドロキノン、トレチノインなど)

ビタミンCやハイドロキノン、トレチノイン、いずれも美白効果で知られた成分。これらを肌に塗布する。

3.イオン導入やピーリング

ピーリングで余分なものを取り除いて、イオン導入で必要なものを肌に入れる。

4.レーザー

皮膚の深いところにある肝斑には、通常のレーザーよりも波長の長いメドライトなどを照射。肝斑そのものに効果があるほか、コラーゲンの産生が促進されるので肌にハリがでて、毛穴や小じわの改善にも期待が。美肌効果が高くメイクのノリもよくなるので、肝斑を隠しやすくもなるというメリットもあるそうです。

「症状が肌の深い部分、真皮にまで及んでしまうと、なかなか治療がしづらいのです。美容も早期発見、早期治療が大事です。なるべく早めに治療を始めたほうが効果は期待できます」と佐藤先生。

ご紹介してきたように、シミを消す方法もいろいろ。でも、ひとつ確実なのは佐藤先生が言うように、「なるべく早め」に手をうつこと。今、あきらめたら、そのシミはまちがいなく、濃くなり広がっていきます。「今がいちばん若い」とは永六輔さんの名言ですが、シミ対策、はじめるなら今が最良の時! なのです。

<文/女子SPA!編集部>

【女子SPA!編集部】

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当記事は女子SPA!の提供記事です。

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