「ジャニーさんは不老不死」と信じられていたジャニー喜多川氏の不思議な2つのエピソード

wezzy

2019/7/13 06:35


 ジャニーズ事務所の創業社長でカリスマプロデューサーだったジャニー喜多川氏が7月9日に逝去。総勢70名の所属タレントたちが事務所を通じ、恩師の死を悼むコメントを発表したほか、すでに退所した田中聖や赤西仁、元ジャニーズJr.らも、ジャニー氏への感謝をSNSなどに綴っている。

マスコミを厳しく統率し、「ジャニーズタブー」をつくりあげたジャニーズ事務所。だがジャニー喜多川氏自身は芸能界の政治より、スターの原石である少年を発掘して育成し、最高のエンターテインメントを手掛けるショービジネスに魂をかけていたといわれる。タレントたちの言葉からはいかにも好々爺だったことがうかがいしれるが、そのベールに包まれた素顔の一部を、アツもほんの少し紹介します。

―――

皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

数多くのスーパーアイドルを発掘&育成したジャニーズ事務所のカリスマプロデューサー・ジャニー喜多川社長が2019年7月9日、87歳で旅立たれました。

6月18日に都内の病院に緊急搬送されてから3週間、所属タレントさんたちは心配しつつも「ジャニーさんのことだから、今に何食わぬ顔して元気に戻ってくるに決まってる」と誰もが心の底から復活だけを信じ、祈る様子だったの。

ジャニーさんはご高齢だったにもかかわらず、タレントさんだけじゃなくマスコミの間でもなぜか、「ジャニーさんは絶対に死なない!」という不文律のようなものがあって。不思議なんだけど、みんなそれを当たり前の事のように「うん、何か納得出来る」とすんなり受け止めて、これは俗に言う“ジャニーさんあるある”の1つだと信じて疑わなかったのよね。

偉大なる“ジャニーさん伝説”は数々あるのだけど、哀惜の意を込めて、お話出来る範囲で(!?)少しだけご紹介させていただきますね。
オーラを消しすぎジャニーさん
 まずジャニーさんと言えば「オーラを消すのがとてつもなくお上手」なの。例えば所属タレントのコンサート会場で、たまに開演前の会場内を歩かれたりなんていう事があったのだけど、ファンの子たちはお目当てのタレントグッズを買う事で頭がいっぱいだから、近くをジャニーさんが歩いていても「どこのおじさん?」という感じで目もくれず状態。

隣を全速力で走り抜け一目散にグッズ売り場へと急ぐファンの子たちをヒョイと身軽に交わしながら歩いていくジャニーさんの姿を見ていて、吹っ飛ばされたりしないかしら?  もしも怪我でもされたら……とこちらがハラハラしちゃう時も多々あったんだけど、ジャニーさんったらそんな事は何処吹く風。普通の社長さんなら怒りそうな場面であっても、いつも穏やかな顔をされていたのよね。

あんなに有名な方なのにあんまり「顔バレしていない」って凄くない?  帝国劇場の前でポツンとただずんでいても、地下街をフラっとお散歩していても誰にも気付かれずで、びっくりしちゃう事も多かったのよ。

ジャニーさんの写真は隠し撮りが出来ない…
 この「顔バレしていない」状況はご自身の「裏方に徹する」生き様そのものなんだけど。でも長年、ジャニーズを取材してきたカメラマンたちの間で巻き起こっていた“ジャニーさんあるある”がちょっと面白いの。

目立つ事を極力避けてこられたジャニーさんなんだけど、会見前後なんかにお見かけする事はあって、カメラマンたちは表には出さないけれどジャニーさんの姿を撮ろうと何気なく、でもあの手この手でカメラを向ける事が実はよくあったのよ。

ところが! 「ジャニーさんにレンズを当てると、なぜか手ブレが起きる」という摩訶不思議な現象が起きるそうなの。

カメラマン曰く「昔ならいざ知らず、今のカメラは性能もいいし手ブレなんて滅多にないんだけど不思議だよね」との事で、失礼ながら「だから各社、ジャニーさんの遺影がない」と嘆いていたそうなの。

「もうみんな意地になって狙ったりしてたけど、カメラが自分に向けられている事を察知する能力が人並み外れて高かったんじゃないかって話にもなってたよ。だって今まで前を向いていたのに、シャッターを切る瞬間に後ろを向いたり下を向いたりで、カメラマン同士で『今、撮れた?  ブレた?』が合言葉になってた」

見かねた記者たちがデジカメやスマホでシレッと隠し撮りしちゃった方がピンボケせずにいたりして、これもある種の“ジャニーさんあるある”だったのよね。
極秘になったジャニーさんエレベーター閉じ込め事件
 テレビ局スタッフによる“ジャニーさんの逸話”も興味深かったわぁ。「ジャニーさんとメリー(喜多川)さんは一日一粒、ある薬を飲んでいるらしいんだけど、それが一粒一万円もする錠剤でさ。どんな効用が?  と聞いても笑って答えてくれず。だから俺たちの間では『不老不死のセレブ薬』と呼んでる」んですって。

サプリにしては高額だし、庶民には手が出せないシロモノだけど、確かにジャニーさんの肌ツヤはよかったし姿勢もよくてダンディーだったしね。謎めく「不老不死のお薬」話もしっくり納得出来ちゃうところが、いかにもな感じでしょ?

それにね、私たちが「不老不死で九死に一生を得た絶対に死なないジャニーさん」を胸に焼き付けた出来事があったのよ。スポーツ紙のデスクが教えてくれた内緒のお話。もう時効だと思うのでごめんなさい。話しちゃいます。

あれは随分前の事。入居者がまだいなかったとある高層マンションにジャニーさんが赴いたそうなの。そのお部屋はメゾネットタイプになっていて、室内にエレベーターがある超豪華な作り。で、そのエレベーターに乗って移動をしている最中に一体全体何が起きたのか「突然、エレベーターが止まって扉が開かなくなった」そう。室内でのちょっとした移動だったため、携帯も、ましてや飲み物も食料も何も持たずの手ぶらな状態。もちろん「どんどんと何回も扉や壁を叩いた。大声も出した」けれど、運の悪い事に入居者は誰もいない状態。「どこからも返事なしで、誰にも連絡も取れずの完全にお手上げな絶体絶命の状況」だったんですって。

狭い空間で次第に空気も薄くなり、飲まず食わずで一夜が明け「もうダメか」と思ったところで、心配して駆けつけた事務所スタッフに救出されて「何とか生き延びたんだよ~」と……ジャニーさんは後日、スポーツ紙の囲みの時に大笑いしながら教えてくれたそうなの。でね、笑い話的に「ジャニーさんの新たな武勇伝」として語り継ぎたかったんだけど「事務所スタッフから『武勇伝でも何でもないので決して口外しないように』との強いお達しがあって」みんな泣く泣く心の中にそっとしまったんですって。まあ危ない話だし、タレントが話すならいざ知らず、裏方の記者たちに話されたら、イヤよね……。

とはいえ、仲間内では飲んだ時なんかに「何があってもジャニーさんは不死身。いつも必ず不死鳥のように蘇る」と言い合っては「そんなジャニーさんに乾杯!」と声を上げ杯を交わす事が多かったのアツたち。

ジャニーズ事務所の所属タレントさんたちにも、ジャニーさんエレベーター閉じ込め事件は漏れ伝わっていて、だからこそみんな「ジャニーさんは何が起きても絶対に死なない!」と信じて疑わなかったらしいの。どんな修羅場があろうとも「だってジャニーさんだもん、大丈夫!」ってね。

あるタレントさんは「病室でジャニーさんが目を覚ましたら『お帰りなさい。もう心配したんだからな』って言いたかった。言えると思ってた」って涙ながらに話していて、もう言葉さえかけられなかったわ。

来年の「2020年  東京オリンピック」だって、ジャニーさんがどう絡み、どれだけの演出をしてくださるのか、アツは凄く楽しみだったのに。

奇しくも亡くなった7月9日は草なぎ剛くんのお誕生日。赤西仁くんが感謝を綴った優しい歌声のレクイエムも心に染み入り、すでに事務所を辞めた元Jr.の子たちも、SNSなどで思い思いにジャニーさんへのメッセージを綴っていたわよね。

一方、亡くなられた哀しみも癒えない11日、田口淳之介被告の初公判が行われ……たった数日の間でも本当に悲喜こもごもあって。アツたちでさえまだ心の整理はつかないし落ち着かないけど、でもたぶんこれからも折に触れ「楽しいジャニーさん伝説」を語り継ぎたいと思うの。ごめんなさいだけど、どうかお許しくださいね。偉大なるジャニーさん、本当にお疲れ様でした。素敵な夢を見させてくださって、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り致します。

当記事はwezzyの提供記事です。

あなたにおすすめ

ランキング

もっとよむ

注目ニュース

もっとよむ

あなたにおすすめ