こんな女性に共感できる?桑田佳祐の『ミス・ブランニュー・デイ』

UtaTen

2019/7/9 12:01

男を翻弄『ミス・ブランニュー・デイ』な女子をサザンの桑田が絶妙に表現





サザンオールスターズが1984年に、アルバム『人気者で行こう』の先行シングルで発表した『ミス・ブランニュー・デイ』。稀代の表現主義者たるサザン・桑田佳祐こと祐(スケ)ちゃんが、当時巷の話題になっていた女性たちを、シニカルにとらえた歌である。
はっきり言って、描かれている女性はあまり共感できないタイプだ。でも、歌われている女性にも、真剣に愛する男たちがいたのかもしれない…。
さて、みなさんは、こんな女性に共感できるだろうか。そこのところを深く掘り下げてみた。

祐ちゃんはスキだって!?



「ミス・ブランニュー・デイ」とは、新しいブランドや流行を追い求めるような女性を意味している。

1984年当時の女子大生をモデルにしているようだが、女子大生以外にも当時よくいたタイプの女に対し、祐ちゃんは「そんな流行に敏感でありふれているように見える女性が素敵に見えて、好き過ぎて仕方がない」と、雑誌のインタビューで語っている。

しかし、ここで歌われる女は、はっきり言って共感・好感どころか、嫌悪感さえ感じられるキャラクターだ。「姿の良さ」にこだわり、体型のセクシーさを魅せるジーンズ「美形のBiue Jean」を身に着けて、見栄を張る行動が頻出する。

「慣れない場所で背のび」「粋な努力をただで売る」。有名人・有識者のいるパーティー会場なんかで、必死のアプローチをする。

でもって、男たちを美貌とセクシー度で翻弄してしまうのだ。世の男性諸君、騙されちゃダメだ。でも…。

そんな女でも男たちは…



関係が「終らない彼と寝て」、「right on time(時間ぴったり)」に待ち時間に来る彼もいて、さらに、彼女に恋して「brekaing up my heart(ハート・ブレイク、つまり失恋)」した男もいる。

三角関係どころか、三マタ、四マタかけて、男たちと関係をもつ。男にとっては、こいつぁ悩ましきとんでもない女じゃないか。

計算づくなのか、自分だけが大事なのか、なんて女なのだろう。しかし、男たちはそんな彼女にホレてしまうのだ。

この歌について、祐ちゃんは「『ミス・ブランニュー・デイ』的な女を愛してしまう、チョット甘い男のラプソディー」だと語っている。

まさかそんなぁのプロポーズ・ソング





いやはや、そんなナイーブでセンシティブなところは、歌詞からはあまり見えてこない。なぜなら、ダンスティークでニューウェイブでピコピコイケイケなサウンドが、歌詞内容なんかどうでもいいくらい、キャッチーでノリノリだからだ。

筆者の私なんかは、毎日のように歌って楽しんでいた。ケッコーこれが歌詞内容に関わらず、女ゴコロをくすぐるようだ。何回か成功した履歴だってある。

「君たち、女の子」と歌う郷ひろみの『男の子 女の子』の逆バージョンだが、「君たち、男の子!」に告ぐ。
一度試してみたら、どうだろうか?

ノリノリイケイケでいくなら、この歌はプロポーズ・ソング(ナンパ・ソングかもしれないが…)としても、十二分に機能するはずだ。

たぶん、間違いない!

TEXT 宮城正樹

当記事はUtaTenの提供記事です。

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