夏の冷えに「桃」食べ過ぎに「トマト」が効くって?7月の健康食材ベスト10

OTONA SALONE

2019/7/1 07:30



こんにちは、神戸市垂水区にある漢方薬店「CoCo美漢方」の田中友也です。鍼灸師、国際中医専門員の資格を取り、日々、薬店と鍼灸院で皆さんの健康相談に乗っています。

さて、7月になり、そろそろ梅雨も明け、夏本番がもうすぐそこまで来ています。

今回は薬膳の面からみる『7月が旬の女性を元気に、美しくしてくれる食材トップ10』をご紹介します。

1位:夏でも冷えが気になる人に、体を温める「桃」




古来より「不老不死の実」として愛されてきた桃。
  1. 身体の気と血を補う
  2. 身体や腸を潤す
  3. 血流を改善

などの働きがあります。

疲れやすい、毎年夏バテする、声が小さい、汗を良くかく、顔色が青白い、くすむ、目の下のクマ、皮膚の乾燥、便秘、口の渇き、肩こり、頭痛、生理痛などでお悩みの方にオススメです。

あの甘い香りは「ピーチアルデヒド」と呼ばれ、イライラや焦る気持ち、不安感を軽減してくれます。香りも楽しみましょう。

また、果物にしては珍しく「温性」なので、体を冷やしません。(※冷蔵庫に入れた冷え冷えの桃は体を冷やします)

胃腸の弱い方、お子さん、妊婦さんも安心して食べれますよ。

冷房で冷え切った体に桃はオススメです。

2位:食べ過ぎ、飲み過ぎがちな人は「トマト」




トマトは昔から「トマトが赤くなれば医者が青くなる」、「トマトのある家には胃腸病なし」と言われてきました。
  1. 体に潤いを与え、余分な熱を冷ます
  2. 胃腸を元気にし、消化を促進する
  3. 血を補い、血流を改善する
  4. デトックス作用

などの働きがあります。

夏バテや体の火照りやのぼせ、食欲不振、胃もたれ、ニキビ、顔や髪の毛の乾燥、めまい、動悸、立ち眩みでお悩みの方は積極的に摂りましょう!

トマトは夏野菜の中でも体を冷やす性質が穏やかなので、胃腸の弱い人、冷え性の人にもオススメです。

3位:貧血気味でめまい、むくみがあるなら「ぶどう」




ぶどうは栄養価の高さとブドウ糖の多さから「畑のミルク」とも言われます。
  1. 体の元気と血を補う
  2. 筋肉や骨を強化する
  3. 利水作用

などの働きがあります。

貧血や顔色が青白い、疲れやすい、貧血、めまい、動悸、不眠、足腰が弱い・痛い、むくみなどでお悩みの方にオススメです。

ブドウは体を冷やしも温めもしない「平性」なので、体質を考えなくても安心して長期的に食べてもらえる食材です。

4位:食欲が出ないor出すぎな人に「とうもろこし」




とうもろこしは「世界三大穀物」と呼ばれ、紀元前から栽培が始まり、コロンブスが世界中に広めたと言われます。
  1. 弱っている脾(消化器系)の働きを高める
  2. 身体の余分な熱をとる
  3. 身体に元気を補う
  4. 利尿作用

などの働きがあります。

食欲がない、夏バテ、下痢や軟便、腹部膨満感、排尿困難、異常な食欲、体が火照る、のぼせる、疲れやすい、むくみなどでお悩みの方にオススメです。

ぶどうと同様に「平性」なので、冷えやのぼせどちらでお悩み方にもお子さんも妊婦さんも安心して食べてもらえます。

※胃腸の働きは高めますが、消化はあまり良くないのでよく噛むかポタージュなどの調理法にしましょう!

5位:暑くてのどが乾きすぎる人に「スイカ」




スイカは「夏の果実の王様」、「天然のスポーツドリンク」などと呼ばれ、熱中症や夏バテに強力な味方です。
  1. 身体の熱や暑さを取り除く
  2. 身体を潤す
  3. 利尿作用
  4. デトックス作用

などの働きがあります。

夏バテや熱中症になりやすい、二日酔い、むくみ、便秘、多汗、体に熱がこもっている、のどの渇き、イライラ、口内炎、夏の急な発熱などでお悩みの方にオススメです。

ただし「天然の白虎湯(体を冷やす漢方薬)」とも呼ばれるほど、体の熱をしっかり冷まします。

冷え性の強い方や胃腸の弱い方、お子さん、妊婦さんなどは食べ過ぎないように気をつけましょう!

6位:熱がこもって吹き出物が出る人に「苦瓜(ゴーヤ)」




ゴーヤといえば夏野菜の代表ですね。
  1. 体の余分な熱を冷ます
  2. 身体を潤す
  3. デトックス作用
  4. 肝の余分な熱を冷まし、目を見えやすくしてくれる

などの働きがあります。

熱中症や夏バテ、のどの渇き、下痢、イライラしやすい、充血、目の痒み、腫れ物、吹き出物、口内炎などでお悩みの方にオススメです。

ゴーヤの持つ独特の苦みには胃腸の働きを高め、食欲を増進してくれます。

真夏の暑い季節にはゴーヤチャンプルーなどオススメですが、体をしっかり冷やす寒性なので生理中や妊娠中の方は摂りすぎないようにしましょう!

7位:冷え性でむくみも気になる人に「さくらんぼ」




さくらんぼは見た目の愛らしさと高級さから「赤い宝石」とも呼ばれます。
  1. 胃腸を温めて、強化する
  2. 身体に溜まった余分な水分を取り除く
  3. 発汗を促す
  4. 腎を補い
  5. 身体の血を補う

などの働きがあります。

食欲不振や疲れ、下痢、冷え性、むくみ、関節や筋肉の痛み、デトックス、美肌、アンチエイジング、貧血、めまい、動悸などでお悩みの方にオススメです。

さくらんぼも桃と同様に体を温める力があるので、冷え性や妊娠中の方も食べれます。

特に貧血気味やむくみやすい、美容に気を付けている方は高価ですが、食べましょう!

8位:汗かっきなのに便秘気味な人なら「冬瓜」




冬瓜は「冬の瓜」と書きますが、実は旬は夏です。

日本には平安時代の書物に記載があるほど、古くから親しまれています。
  1. 体にこもった熱を冷ます
  2. のどの渇きを潤す
  3. 利尿作用
  4. デトックス作用

などの働きがあります。

熱中症、夏バテの予防、火照り、のぼせ、多汗、のどが渇く、むくみ、下痢、吹き出物、便秘などでお悩みの方にオススメです。

体冷やす性質があるので、冷え性の強い方や妊婦さんはスープにしたり、生姜と一緒に食べるようにしましょう!

9位・顔が赤くほてるくらいに暑い人には「メロン」




高級フルーツの代表ですね。

日本生まれのアンデスメロンのアンデスは「安心です」の略だといわれます。
  1. 体の余分な熱をとる
  2. のど、体を潤す
  3. 水分代謝を高める
  4. 利尿作用
  5. デトックス作用

などの働きがあります。

顔が赤い、のぼせる、のどが渇く、不安感、焦燥感、頭や体が重だるい、むくみ、口臭、異常な食欲、便秘などでお悩みの方にオススメです。

身体を冷やす作用があるので、冷え性やおなかの弱い方、妊婦さんは食べ過ぎに注意しましょう!

10位:冷たい物のとりすぎで胃腸クタクタな人に「レタス」




さらには欠かせないレタス。

でも水分ばかりで大した栄養ないんじゃないの…。

そう思っている方も多いと思います。しかし、レタスは夏場にぴったりの野菜です。
  1. 体の余分な熱をとる
  2. 血を補い、巡らせる
  3. 利尿作用
  4. 脾(胃腸)を元気にする
  5. 母乳の出を良くする

などの働きがあります。

ほてりやのぼせ、便秘、めまい、貧血、むくみ、美肌、便秘、母乳の出を良くしたいなどでお悩みの方にオススメです。

身体を少し冷やす涼性なので、出来るだけサッと火に通したり、スープに入れたり、炒め物にして食べるようにしましょう!

ここまでトップ10を発表しました。

夏はよく汗をかくので、夏の野菜や果物に良く見られる特徴として、体の余分な熱や炎症をとり、体を潤すようなものが多いです。

自然は不思議とその季節の人間の体が欲しているものが分かるんですね。

自然の恵みに感謝ですね。

ですが、昔と違って現在は夏でも冷房で体が冷え切っている人も多いです。

夏野菜や果物も冷蔵庫から出してすぐの冷えた物を食べず、出来るだけ常温や調理をしたうえで食べるようにしてください。

そしてあくまでも食品です。

これらの素晴らしい効果や働きがありますが、食品だけですべての症状を改善するのは無理です。

あまり過度な期待はし過ぎずに、生活習慣なども改めて毎日コツコツ適度に摂るようにしましょう!

当記事はOTONA SALONEの提供記事です。

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