向田邦子・角田光代・西加奈子、人気直木賞作家3人の奇跡のコラボ絵本とは…


先日、第161回芥川賞・直木賞の候補作が発表されました。今回の最大の話題といえば、直木賞候補が6人全員女性だということ。候補者全員が女性となったのは芥川賞も含めて初めてとのこと。

これで、またひとり女性直木賞作家が増えることになりそうなのですが…

(もちろん、該当者なしの可能性もございます)

そんな女性の直木賞作家の中でもファンの多いのが、向田邦子さま、角田光代さま、西加奈子さまではないかと存じます。

お三方は改めてご紹介するまでもございません。山田邦子、太田光代、榎本加奈子と間違える方もいらっしゃらないかと……。

そんなお三方が夢のコラボを果たした合作があるのをご存知でしょうか。

というか、先日リリースされたのでございます。それが、こちら。



「字のないはがき」(原作:向田邦子 文:角田光代 絵:西加奈子 出版社: 小学館)

絵本でございます。原作は、向田邦子さまのエッセイ(随筆)の「字のない葉書」。

向田作品のなかでも人気の高い作品で、中学校の教科書にも掲載されているのでご存知の方も多いかと。向田さまの妹と父親の戦争中のエピソードを綴った実話でございます。

向田さまは、バカリズムさまも先日受賞された「向田邦子賞」という賞がある位、脚本家として有名でございます。1970年代には倉本聰さま、山田太一さまと並んで「シナリオライター御三家」と呼ばれておりました。

それでいて、エッセイスト、小説家としてもゴイスーに高い評価、人気を得ておられましたごじざいます。直木賞も受賞され、今でも多くのファンがいらっしゃいます。……改めてご紹介してしまいました。さらに。

文を担当されたのは、角田光代さまでございます。押しも押されもせぬベストセラー作家さまでございます。文学賞も総なめにしておられます。児童文学や絵本の翻訳も数多く手掛けておられます。

今回の作品では、文章を書きながら、絵を見ながら、校正をしながら、そのたびに涙が止まらなかったそうでございます。

最後に、絵を担当されたのは、西加奈子さまでございます。小説「サラバ!」でもお馴染み、小説「まく子」も映画化、来春公開予定の大人気作家さまでございます。でも、絵、描けるの?……。

安心してください、描いてますよ。

実は、西さま、これまでに「にしかなこ」名義で3冊絵本を出されております。それもすべて、絵と文、両方担当されております。そう、絵も描ける直木賞作家なのでございます。

そんな奇跡のコラボ作なのでございます。まさかの人気直木賞作家の夢の共演でございます。絵本好きな方はもちろん、小説好きな方も必読でございます。

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

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