子供の誤飲ツイートが話題に… ものによっては「全身麻酔の手術で摘出」のケースも

しらべぇ

2019/6/25 15:20

(maroke/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)
幼い子供は、何にでも興味を持ち、それを口に入れてしまいがち。そんな誤飲で救急病院に行った際のあるツイートが話題を呼んでいる。しらべぇ取材班が、関係機関を直撃した。

■ヤバいのは磁石とボタン電池


その話題のツイートがこちら。夜間の救急病院で言われたことがまとめられており、その内容は「針金が胃に刺さることはまずない」「画鋲を飲み込んだとしても、胃には刺さらない」など。その中には「ヤバいのは磁石とボタン電池」とも記載されていた。



■手術が必要なケースも…


しらべぇ編集部が国民生活センターを取材したところ、医療機関ネットワークには、2010年10月以降2018年3月末日までに子供による磁石の誤飲事故の情報が、124件寄せられているそう。

具体的な事例として、クリスマスプレゼントとして2種類の磁石セットを購入。マグネットボール(直径3mm)を5個誤飲したところを保護者が気づいて受診すると、レントゲンで消化管内に5個連なっていることが確認された。

翌日も磁石は移動しておらず、紹介先の病院で内視鏡検査を実施したが、 胃内になく再度経過観察となる。その翌日もやはり移動がなかったので手術を行ったところ、磁石は2個が胃壁から、3個が小腸から壁を穿通。磁石を摘出し小腸の穿孔部を縫合した。

国民生活センターは、磁石の誤飲、特に複数の磁石(または磁石と金属)の誤飲には十分注意し、 誤飲した可能性がある場合は直ちに医療機関を受診するようアドバイスしている。

■リチウム電池に関する警告


また、日本小児外科学会ではリチウム電池に関する警告を発表している。子供が誤って飲み込むものの中でもボタン型電池はあらゆる小型の機器に使用されており家庭にたくさんあるため、事故の多いことで知られている。

アルカリ電池は胃の中に入ると放電し、胃の中の胃酸で被覆されている金属が腐食され、電池の中にあるアルカリ性の物質が流れ出て胃の壁を損傷する。

最近多用されているリチウム電池は放電能力が高く、電池の寿命がきれるまで一定の電圧を維持する特性がある。そのため、リチウム電池の誤飲はアルカリ電池よりもさらに危険と言えるそうだ。なお、リチウム電池の誤飲事例としては…

「母親がごくりという音を聞き、子供を見るとダラダラと唾液を垂らしていた。近くに電池のとれた空気清浄機のリモコンが落ちていたため、誤飲の疑いにて病院を受診。

病院到着時、呼吸困難はなく嚥下困難だけがみられた。レントゲン写真にて異物を確認し、全身麻酔下に内視鏡にてリチウム電池を摘出した」

なんてものもある。

■誤飲してしまったという告白も…


ネット上では過去に誤飲してしまった告白も。

「画鋲は0歳の時に飲み込んだ」

「自分は野球盤のボールを誤飲したことがあります」

「息子が1歳くらいの時にLEGOを飲み込んだ事があります。子供は何でも飲み込むからこわいですよね」

子供の誤飲には充分に注意し、磁石や電池などを誤飲した場合は直ちに医療機関を受診することを徹底したい。

・合わせて読みたい→グネグネ動く!身近な材料で磁力に反応するスライムを作る科学実験

(文/しらべぇ編集部・おのっち

当記事はしらべぇの提供記事です。

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