資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・計良宏文の展覧会が、埼玉県立近代美術館で開催

SPICE

2019/6/14 19:00


資生堂トップヘアメイクアップアーティスト・計良宏文(けら・ひろふみ)の展覧会『May I Start? 計良宏文の越境するヘアメイク』が、2019年7月6日(土)~9月1日(日)まで、埼玉県立近代美術館にて開催される。

計良は、広告宣伝やパリコレクションといったファッションショー等を通じて培ってきたヘアメイクアップの技術とセンスを現代美術等とのコラボレーションにも展開し、表現の幅を広げてきた。ヘアメイクの既成概念を超え、さまざまな領域のアーティストと共同制作した作品が埼玉県立近代美術館に認められ、公立美術館において日本初のヘアメイクアップアーティストによる展覧会が開かれることとなった。
『IZANAGI』 2015年4月号
『IZANAGI』 2015年4月号

本展では、これまでの宣伝広告から、ヘアメイクの枠を超える多様なコラボレーションまで、計良のクリエーションの全貌を紹介するほか、ファッションデザイナー・坂部三樹郎氏との協働による大規模な新作映像インスタレーションも発表する。

見どころ1:ファッションとヘアメイク

MIKIO SAKABE 2018年春夏コレクション
MIKIO SAKABE 2018年春夏コレクション

パリコレクションや東京コレクションなどのファッションショーのバックステージや、シーズンルックやカタログなどのヘアメイクを通じて、計良は数多くのブランドの表現を支えてきた。計良が携わった国内外の数多くのブランドから ANREALAGE、SOMARTA、MIKIO SAKABE、writtenafterwards、LIMI feu の5ブランドとの仕事を、ウィッグやヘッドピース、制作時の資料類を加えて紹介。ヘアメイクの視点からファッションの現在を考える機会となる。

見どころ2:計良宏文+坂部三樹郎氏による新作映像インスタレーション


展覧会の中心となるのが、ファッションデザイナー・坂部三樹郎氏とのコラボレーションによる本展のための新作映像インスタレーション《FACE》。計良がヘアメイクを、坂部氏が衣裳のスタイリングを担当し、「ひとりの女性の顔が、ヘアメイクの力で多彩な女性像に変化するさま」を約40台のディスプレイで表現。自由な創造力と卓越した技術によって、ヘアメイクの力と可能性が示される。

見どころ3:多彩なコラボレーションの全貌を紹介

計良宏文×勅使河原城一 《Flowers》 2019年
計良宏文×勅使河原城一 《Flowers》 2019年

2013年に開催された『森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る』(資生堂ギャラリー)のための新作において、計良は森村作品のヘアメイクを初めて担当した。作家のイメージを具現化する高い技術は森村氏の信頼を得て、これ以降《自画像の美術史》シリーズなどで森村作品への参加を続けている。また、文楽人形のかしら(頭部)を制作し、人形遣い・勘緑氏の公演に提供したり、華道家・写真家の勅使河原城一氏とともに「花」を題材とした共作に取り組んだりと、さまざまなジャンルのクリエイターとの協働により、ヘアメイクの概念を刷新する活動を展開している。

当記事はSPICEの提供記事です。

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