哀川翔 アジアクロスカントリーラリーに監督として参戦表明「優勝目指す」

 俳優の哀川翔(58)が13日、都内で「アジアクロスカントリーラリー2019(AXCR2019)」および「TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ」参戦発表会を開いた。AXCR2019に哀川はドライバーとしてではなく、監督として参戦すると表明。「Team TOYO TIRES DRIFT」所属のドライバー・川畑正人選手(41)を迎え、「クラス優勝を目指す」意気込んだ。

 哀川は過去の栄光に囚われた中年ラリードライバーの再起を描いた映画「SS」(08、監督小林義則)の出演をきっかけに国際C級ライセンスを取得。08年からラリー活動を開始し、08年と10年には世界ラリー選手権ラリージャパンでクラス優勝を果たす。11年からFLEXとタッグを組み、アジアクロスカントリーラリーに参戦し、4年連続完走。18年は6年ぶりに自らドライブし完走。「かなり忘れていましたね。最終日、熱出しましたから」と笑う。途中、増水した「川だか道だかわからない場所にハマって…。地元の子供たちに手伝ってもらって車を引き揚げた」という一幕も。「過酷だと言われるラリーですが、完走したときの感動はすごい」と目を細めた。

 「今年は速そうな人を一人見つけたんで。チーム優勝したこともあるんでね。今年はそこを目指したい」と川畑選手を紹介した。哀川は川畑選手のドリフト技術に着目。16年にドリフト世界速度記録(304.96Km)を樹立し、翌年D1グランプリ中国シリーズチャンピオンを獲得するとともにFIAインターナショナルドリフティングカップで優勝。初代のドリフト世界王者に輝いている。

 哀川に声を掛けられたときは「半分冗談かな、実際楽しそうと思っていたら、話がデカくなっていた」と話す。

 哀川は「相当、興味を持ってくださったので、強く推しました」とニヤリ。「力を発揮していただければ優勝も夢じゃない」とし、「チームとしては5戦出て、チーム優勝したこともあるんで。穴にハマらなければ大丈夫。象とバッファローと、時々農家のおっさんのバイクに注意」と話し、会場を沸かせた。

また、オフロードレース初出場となる川畑選手が哀川の経験した悪路に不安な様子を示すと、哀川は「あらゆるところでテクニックは必要。半分以上はこういう道だけど、4割くらいは舗装じゃないけど普通の道。スピード出せるところは出して」とフォローした。

 さらに去年、哀川はミスコースをして寺院の敷地に入って「二人のお坊さんにめちゃくちゃ怒られた。50すぎてこんなに怒られたことない」と明かした。今年、乗らないのはそのせいかと、川畑選手にツッコまれると、「今年は勝ちたい。ドリフトの選手が参戦したらどうなるかを見てみたい」とニッコリ。「とにかく6日くらい走る。穴、象、バッファロー。ちょっと水を見たら深さをチェック。慎重に行って越したことはない」とアドバイスした。

 川畑選手も「参戦するからにはドライバーとしてクラス優勝目指します」と力強い言葉を受け、哀川は「今回は監督という立場で見守ります。とにかく完走していただいて、無事に帰ってくるのを一番に、クラス優勝目指したい」とさらに意気込んだ。

 24回目を迎える今年の大会はタイ王国のビーチリゾート、パタヤを8月10日にスタートし、同月16日に隣国のミャンマー連邦共和国の首都ネピドーでフィニッシュする予定。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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