NODA・MAPがQUEENのアルバムから着想した新作『Q:A Night At The Kabuki』を上演、広瀬すず初舞台

SPICE

2019/6/13 12:10



NODA・MAPは2019年10月から12月にかけて、東京・大阪・北九州で第23回公演 『Q:A Night At The Kabuki』をおこなう。作・演出は野田秀樹。出演は、松たか子 上川隆也 広瀬すず 志尊淳 橋本さとし 小松和重 伊勢佳世 羽野晶紀 野田秀樹 竹中直人という豪華布陣。なお、広瀬は本作で初舞台に挑む。公演は、NODA・MAP、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、(株)ソニー・ミュージックパブリッシング(SMP)が主催する。

公演タイトル『Q』はQUEENのQであり、「inspired by A Night At The Opera」という但し書きが付けられているとおり、話題曲「ボヘミアン・ラプソディ」等を収録したQUEENのアルバム『A Night At The Opera(邦題:オペラ座の夜)』から想を得たもの。
「A Night At The Opera UICY 15012」
「A Night At The Opera UICY 15012」

SMPのリリースによると、元々は、音楽出版社として日本におけるQUEENの楽曲管理を行っているSMPが、管理楽曲の利用開発の一環として、1975年発表の名盤『オペラ座の夜(原題:A Night At The Opera)』の舞台化を目指した。QUEENが『オペラ座の夜』として一枚のアルバムで表現した世界観を、日本を舞台にした日本発の作品に置き換えるということで“カブキ座の夜”となぞらえ、楽曲単位ではなくアルバム全体からインスパイアされた演劇を制作したいというアイデアをQUEENに提案。これにQUEENが興味を示したことによりプロジェクトが始動した。その後、SMPが野田にアプローチし、QUEEN側と数度のクリエイティブのやり取りを経て企画が進行、NODA・MAPの第23回公演として上演されることが決定した。

内容について野田は、「映画『ボヘミアン・ラプソディー』のようなクイーンの実話ではなく、どちらかと言えば、『ロミオとジュリエット』の後日談」となるとのこと。

【『Q: A Night At The Kabuki』とは?】

――舞台は14世紀のイタリア・ヴェローナ。教皇派と皇帝派に別れて対立する間柄にも関わらず、恋に落ち、密かに結婚したモンターギュ家の一人息子ロミオと、キャピュレット家の一人娘ジュリエット。動乱の時代のなか、ジュリエットはロミオと添い遂げるべく、仮死の毒で偽装自殺を図る。しかし、ジュリエットが本当に死んだと勘違いしたロミオは、彼女の墓の前で服毒し、自ら命を絶ってしまう。ほどなく仮死状態から目覚めたジュリエットは嘆き悲しみ、遂にはロミオの短剣を手に、彼の後を追ってしまうのであった――。

だが……もし、悲恋のロミオとジュリエットが、本当は生きていたとしたら??

そう、何と『Q』には“2人のロミオ”と“2人のジュリエット”が登場する。それは広く語り継がれてきたロミオとジュリエットと、“その後のロミオとジュリエット”なのだ!!

過去にも野田はドストエフスキー『罪と罰』や、坂口安吾『桜の森の満開の下』、『夜長姫と耳男』を下敷きに、大胆不敵な剽窃(=remix)を加え、全く新しい戯曲を披露してきた。だが、この『Q』は、すでにその遥か上の上を行く、シェイクスピアも真っ青の予測不可能な物語となる様相を呈している。

なお、QUEENのギタリスト、ブライアン・メイはこの公演に対して「この度は伝説的劇作家・演出家の野田秀樹さんがクイーンのアルバム『オペラ座の夜』の演劇性を本物の舞台演劇にして下さることになり、大変嬉しく、そして光栄に感じています。日本との長きに渡る繋がりの中で、令和元年という新しい時代の幕開けに、演劇史の新たな1ページを刻むとされる作品で、日本の文化に関わることができるのは喜ばしい限りです」というコメントを寄せている。
Queen Photo by Terry O'Neill 1975
Queen Photo by Terry O'Neill 1975

チケットの一般発売は2019年9月7日(土) より。

当記事はSPICEの提供記事です。

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