地方の生活コストは本当に安いのか? - FPが地方に移り住んで感じたこと 第41回 東京2020大会オリンピック観戦チケット争奪戦はまだ続く?


「東京は物価が高いので、生活費が高い」または、「地方は物価が安いので、生活費が東京に比べてあまりかからない」と世間でよく言われていることは、本当なのでしょうか。

連載コラム「地方の生活コストは本当に安いのか?」では、ファイナンシャル・プランナーの高鷲佐織が、実際に東京から地方へ移り住んで感じたことを交えながらお伝えいたします。
○東京2020大会オリンピック観戦チケットの抽選申込初日は大混雑

東京2020オリンピックの観戦チケットが、公式チケット販売サイトで2019年5月9日(木)午前10時からスタートしました。皆様は、チケットの抽選申し込みはされましたか?

私は抽選申し込み開始以前にIDは取得していたので、5月9日(木)の抽選申し込み開始初日でもスムーズに手続きできるだろうと甘く見ていました。

ニュースでも取り上げていましたが、公式チケット販売サイトを開くことができても、順番待ちをする「ウェイティングルーム」(待合室)に接続されてしまい、観戦したい競技やチケットの種類を選ぶことさえできませんでした。2時間ほど粘ってみたのですが、まったくつながらず初日の抽選申し込みは諦め、再度数日後に抽選申し込みを行い無事終了しました。

私と同じように、抽選申し込み初日にパソコンやスマートフォンの画面を見ながら悪戦苦闘されていた方も多かったのではないでしょうか?先着順ではなく、抽選であると知っていても、私のようにせっかちな方々が一気に公式チケット販売サイトにアクセスしてしまったのでしょう。

6月20日(木)が抽選結果発表予定で、公式チケット販売サイト内のマイチケットで確認することになります。

注意点としては、7月2日(火)までに購入手続きを済ませなければなりません。

当選したチケットは、すべて一括で購入しなければならず一部のみの購入はできません。

支払方法は、Visa決済(クレジットカード等)か、コンビニエンスストアでの現金決済になります。コンビニエンスストアでの支払いの場合は、手数料として432円(税込)/件かかります。現金決済は上限があり、30万円未満(税込)までとなります。30万円以上の場合は、Visa決済のみとなります。

仮に、観戦チケットが当選した際には、東京在住者と比べて、地方からの観戦は、交通費、宿泊費など多額の費用がかかる場合もあります。また、東京都内での宿泊先を確保しなければなりません。地方からの観戦希望者としては、今からコツコツと「東京オリンピック用」貯金をした方が良さそうです。

上記の価格表には、記載しておりませんが、「東京2020みんなで応援チケット」というチケットがあります。対象者は、12歳以下の子ども、60歳以上の方、障がいのある方を1名以上含む家族やグループです。

座席エリアは、各競技・会場の最下位座種エリアにはなりますが、価格は2,020(税込)/枚とリーズナブルな価格設定ですので、「観戦したいけど、東京オリンピックのチケット価格は高すぎる!」と思われている方は、東京2020みんなで応援チケットの購入を検討されてみてはいかがでしょうか?
○終わりに

今回は、東京オリンピックの観戦チケットについて調べてみました。

東京2020大会オリンピック観戦チケットの抽選申込受付は、2019年5月29日(水)の午前中で終了しましたが、2020年春以降には、インターネットを利用した公式チケット販売サイトからの購入ではなく、チケット販売所(都内に設置予定)で直接購入することができるようになるそうです。

また、「チケット+宿泊+交通機関(飛行機や電車等)」をパッケージにしたオリンピック公式観戦ツアーが2019年6月以降に発表されるようです。地方居住者で観戦希望される方は、パッケージツアーも1つの選択肢として検討してもよいのではないでしょうか?

なお、公式ホームページによりますと、パラリンピックのチケットは、2019年夏以後に抽選申込受付開始予定だそうです。

○高鷲佐織(たかわしさおり)

ファイナンシャル・プランナー(CFP 認定者)/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/DCプランナー1級。

資格の学校TACにて、FP講師として、教材の作成・校閲、講義に従事している。過去問分析を通じて学習者が苦手とする分野での、理解しやすい教材作りを心がけて、FP技能検定3級から1級までの教材などの作成・校閲を行っている。また、並行して資産形成や年金などの個人のお金に関する相談を行っている。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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