尾木ママ 運転免許自主返納で「解放感と安心感が大きい」

 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(72)が11日、東京・武蔵野警察署で運転免許証を自主返納した。12日放送のTBS「あさチャン!」(月~金曜前5・25)でその様子に密着。免許返納から一夜明け「解放感と安心感が大きい」と心境を明かした。

 尾木氏は28歳の時に運転免許を取得し、ドライバー歴44年。現在も安全運転の自信はあるが、高齢ドライバーによる悲惨な交通事故が後を絶たない中、自主返納を決意した。「お別れという気持ちが凄いする」としつつも「これからの自分のキャリアは免許のないキャリアでどう切り開いていくか。一方ではワクワク感もある」と語った。

 返納のために警察署に提出する書類はたった1枚。今後、身分証明書として使用できる運転経歴証明書の申請をする場合に、写真1枚が必要となる。運転免許取消通知書、これまで使っていた運転免許証も穴を開けた状態で返却される。

 尾木氏は穴の開いた運転免許証を手に「もう使えません」ともらしつつ「運転は大好きだったので、得意なことができなくなるのは相当衝撃が大きいです」と素直な思いを吐露。それでも「その分、人の命を傷つけたり、体を傷つけたりすることはまずなくなるので、安全なところで生きていけるんだなという、安心感もある。先頭に立って、勧めていければ」と前を向いた。

 一夜明け、番組に出演した尾木氏は「返納の前は喪失感が大きんじゃないかなと思っていたし、(実際に返納してもその思いは)多少は残っていた」と本音も。それでも「今朝起きてみて、安心感と、緊張感とか、もうこれで傷つけたらどうしようっていう不安感もなくなったんだと。解放感と安心感のほうがすごく大きいです」と充実感をにじませた。

 実際に返納してみて気付いたこともあったという。「窓口で運転免許証を出したら、おまわりさんに今から使えなくなりますよ?と念を押された。うそ!って思ったけど、免許を返しに車で来る人時々いるんですって。そんなことも初めて知った」。運転免許取消通知書とともに渡されたパンフレットは自主返納に伴うさまざまなサービスが紹介されていたといい、「こんなに便利なるんですよ!って新しい機能性とか希望を提示してくれたのが嬉しかった。自治体によっていろいろあるみたいですけど、東京都はリーフレット裏、表ビッシリ。でも、交通のところがやたら少ないんです。これが東京の課題だなと」と実感を込めて語った。

 尾木氏の自主返納は11日夜、さまざまなメディアで報じられた。それを受け、さっそく反応もあったようで、「いろんな声が入ってくるんです。返納した方でも、不便な地方に住んでいる方でも電動自転車を使ったら、便利で問題ないと。そうか、電動自転車もあったんだと。そしたら、電動自転車を買う人への資金援助とか、(対策は)もっと総合的で多様であっていいなと思う」と話した。

当記事はスポニチアネックスの提供記事です。

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