やりすぎエスニック服は爆死する?インドの衣装で上司のホムパに行ったら…

女子SPA!

2019/6/10 08:47

 海外に長い間滞在していると、現地の文化に影響を受けるのは決して珍しいことではありません。

ファッションもそのひとつで、なかには日本に帰国後も現地のカルチャーに感化された格好をしている人も。

独身時代、バックパッカーとして半年ほど海外を旅した経験を持つ矢原美里さん(仮名・36歳/デザイン会社)もインド滞在中に出会ったパンジャビ・ドレスにすっかりハマってしまったそうです。

◆インド旅行から帰国後も現地の民族衣装を愛用

「生地の柄やデザインが豊富で、全体的にゆったりした作りで着心地も抜群。多少太ったくらいでもまったく問題なく着れます。部屋着としてだけでなく、その格好で買い物や友達と遊びに行ったりもしていました」

パンジャビ・ドレスはサルワール・カミーズとも呼ばれ、インドやその周辺の国々においてはサリーと並ぶ、女性用の民族衣装。

上着はチュニックのようなロングシャツやおへそが見えるほどのショート丈のシャツ、下はゆったり幅広のものや逆にレギンスのような細身のパンツがあり、コーディネートは自由自在。大変動きやすく、現地の女性の多くが好んで日常的に着ています。

「しかも、値段も安いんです。生地代、縫製代を合わせても安いものなら今でも上下1着で1000ルピー(=約1570円)あれば買えます。

インド旅行中はほぼ毎日パンジャビ・ドレス姿で過ごし、帰国前にはお土産用と自分用合わせて30着ほど買い込みました(笑)」

ところが、パンジャビ・ドレスをプレゼントした友人からの評判は、イマイチだったようです。

◆上司主催ホームパーティに着ていったら微妙な反応

「私の前では嬉しそうにお礼を言ってくれたけど、裏では『好みの服じゃないし、正直もらっても困る』と話していた友達もいたと、後から人づてに聞きました。

私は自分が好きだから友達も気に入ってくれると信じて疑わなかったんです。でも、よくよく考えるとインドの民族衣装なわけですし、誰からも喜ばれるお土産ではなかった。

別のお土産にすればよかったと後悔しています」

しかし、一部の人からはすごく好評だったようです。

「旅行中に知り合った女子たちからは喜ばれました。帰国後、彼女たちを通じて旅好きの人や日本に住んでいる外国人の方と知り合う機会があったのですが、パンジャビ・ドレスを着ていったら『コレ、カワイイね!』って誉めてくれて、仲良くなるきっかけになりました。

けれども、上司の家で行われたホームパーティに同じ格好で出かけたら微妙な空気になっちゃって。仕事じゃないからOKだと思ったんですけどね(苦笑)」

しかも、一緒に参加していた先輩女子からは、「仕事の場ではないけど、会社の人の前でああいう格好は控えたほうがいいよ」と後日注意されたといいます。

「だから、今は結婚していますがママ友の前では、常にみんなと同じ年相応の格好をしています。パンジャビ・ドレスもほとんどフリマで売ってしまいました。

お気に入りの5着は手元に残しましたが、クローゼットの奥で眠ったまま。最近は全然着ていません」

◆夫がインド旅行を提案。再びドレスを着られるチャンスが!

ただし、パンジャビ・ドレスが自身のファッションにおける黒歴史だとは思っていないとか。

「周りから浮いてしまいそうなので控えているだけで、好きという気持ちは今も変わりません。そこをノーと言ってしまうと、旅の思い出そのものを否定することになってしまいますから」

それに着るチャンスがまったくないわけではありません。

「実は、ツアーですけど家族3人でインド旅行に行く計画を立てているんです。私が昔から旅の思い出を楽しそうに話すもんだから主人が『一度行ってみたいなぁ』って。

次の年末年始を利用して行く予定で、ツアー中はパンジャビ・ドレス姿で過ごすつもりです。現地に行ったらまた新しいドレスが欲しくなっちゃいそうですけどね(笑)」

悪目立ちするのは避けたいところですが、本当はファッションもメイクも自分がやりたいようにするのが一番いいのかもしれませんね。

―ファッション・メイク“黒歴史”エピソード―

<文/トシタカマサ イラスト/やましたともこ>

【トシタカマサ】

一般男女のスカッと話やトンデモエピソードが大好物で、日夜収集に励んでいる。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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