『名探偵コナン』の工藤新一/怪盗キッドや『ONE PIECE』のウソップなど、大人気キャラクターの
声優として活躍し続ける山口勝平さんにインタビューしました。
■“鬼退治に行くまでの桃太郎”を演じた子ども時代
――勝平ちゃんってどんな子どもだったの?
全てが普通の子でしたが、裕さんにいま聞かれて、小学校1年の国語の授業で教科書を音読した時、感情を過多に読んだら先生に褒められたことを思い出しました(笑)。
――いいね~(笑)。目立つのは嫌じゃなかった?
普段はおとなしいけど、クラスで出し物とかがあると積極的に出たがってはいましたね。
――印象に残っている出し物とか覚えている?
幼稚園の時、桃太郎の劇で桃太郎の役をやったのですが、僕は桃から産まれて旅に出るまでの桃太郎という、なぜか二部構成の劇という作り込みで(笑)。
――園児同士が演じるなら、そんなに変わらないんじゃない?(笑)。
なぜか僕はオバQの浴衣を着て桃から「オギャ~」と産まれ、「鬼退治に行ってきまーす」までの桃太郎。その後はワタナベくんがちゃんとした桃太郎の衣装で演じるという……。
――どんな気持ちだった?(笑)
僕はオバQの浴衣で出て行ったのに、ワタナベくんはすぐに桃太郎の衣装で登場して、なんか子どもながらに納得がいかなかったですね(笑)。
――でも、いまの勝平ちゃんから想像すると、成人した桃太郎というよりやんちゃで活発な子ども時代の桃太郎のほうが合っていたんじゃないかな?
たしかにそんな感じの園児時代だったかもしれません(笑)。
■大好きだった
アニメ声優さんとの共演で感じる思い
――子どもの頃はどんなアニメが好きだったの?
『タイガーマスク』は夢中で見ていましたね。
――主人公の伊達直人は富山敬さんだったけど、敬さんとは一緒にご一緒した?
OVA作品で敬さんがお父さん役でご一緒させていただきました。
――敬さんが演じていて、大好きだった伊達直人と一緒に仕事をした時はどういう感じだったんだろう?
その時の感覚っていまでもあって、『ゲゲゲの鬼太郎』でご一緒している野沢雅子さんと現場で会うたびに小さい頃から夢中になって見ていたアニメ作品に出演されていた方なので“信じられない…”といった感情がありますね。
まだ出会ったことのない作品と出会えるメディア「goo POPLETA」では、山口勝平さんが影響を受けた音楽や映画を掲載。ぜひチェックしてみてください!

⇒「数々の人気アニメ作品でメイン役を演じる山口勝平さんが“感動に震えた作品”とは」に続く。
●山口勝平プロフィール

福岡県出身。1965年5月23日生まれ。声優・舞台俳優。主な出演作:TVアニメ『名探偵コナン』工藤新一/怪盗キッド。『ONE PIECE』ウソップ。『犬夜叉』犬夜叉。『ゲゲゲの鬼太郎』一反もめん。『カミワザワンダ』ワンダ。『はなかっぱ』がりぞー。『信長の忍び』木下秀吉。映画『魔女の宅急便』トンボ。他多数。
●インタビュアー:水島裕

声優、タレント、プロデューサーとしてマルチな活動を展開。日本民間放送連盟賞(ラジオ・CM部門)や日本アニメグランプリ最優秀賞キャラクター賞を受賞。代表作はサモ・ハン・キンポー作品の吹き替え、タイムパトロール隊オタスケマン(星野ヒカル / オタスケマン1号)『六神合体ゴッドマーズ』(マーズ/明神タケル)他多数の主役を務める。
TBS系列『ひるおび!』(月~金:10時25分―13時50分)では毎日ナレーションを担当中。
教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)