Amazon、ファッションインフルエンサーがデザインした品を限定販売。レア度がすごい

女子SPA!

2019/6/6 08:46

 アマゾンが30時間限定で最新のファッションアイテムを販売するサービス「The Drop(ザ・ドロップ)」を現地時間6月5日正午にスタートしました。

◆世界のインフルエンサーが手がけるアマゾン限定コレクション

アマゾンの公式サイトによると、「The Dropは、世界各国のインフルエンサーたちがデザインを手がけたコレクションをお届けするプログラム」。各インフルエンサーが手がけた全身コーデを限定販売し、日本を含め世界中からいっせいに注文を受け付けるようです。

『ファッションニスタ Fashionista』は、ノードストローム百貨店やウェブショップ・リボルブといった米リテールストアがSNSのインフルエンサーを抱え込んでオリジナルコレクションの販売に力を入れていることから、「アマゾンも時流に乗りたい考えだ」と紹介。

また、The Dropの一番の売りである30時間の限定販売と予告なしのゲリラ的な販売スタイルにも触れ、「Supreme(シュプリーム)を代表とするストリートウェアブランドが始めた『The Dropモデル』を踏襲(とうしゅう)することで、新製品の販売方法を大幅に見直し、コレクションの希少性を高めたいのだろう」と分析しています。

Dropは日本語で言うところの「滴(したた)る・落ちる」という意味。最近流行りの「Dropモデル」は、期間限定品がなんの前触れもなく突然ぽろりと落ちてくるサービス、というイメージでとらえればいいと思います。

近年、アディダスやナイキなどスポーツメーカーも「Dropモデル」で新作スニーカーを販売し、社会現象を起こしています。希少価値が付き、ネットでプレミアム価格が付いてもメーカー側には直接利益はありませんが、話題になることで次の商品に注目が集まり売りやすくなるため、新しいマーケティング戦略として取り入れるブランドやショップが多くなってきているようです。

◆受注数のみの生産で「ムダなく環境にも優しい」と評判

さらにアマゾンのThe Dropでは、受注数だけ商品を生産することも話題になっています。

先日『ブルームバーグ Bloomberg』は、フランス政府がファッションブランドの売れ残り品廃棄を禁止する法案の準備を進めていると報じましたが、これは長い間続いていた高級ブランドの悪しき伝統によって環境が破壊されることを防ぐため。

昨年、BBCなどによって「バーバリーが大量の売れ残り商品を焼却している」ことが明らかになると世界中から非難が殺到、同社がすぐに「廃棄中止」を発表して話題になったばかりですが、ルイ・ヴィトンやグッチ、サンローラン、バレンシアガなど多くの高級ブランドがフランス政府の政策に協力する意向を示しているそうです。

こうした背景からも、アマゾンの新サービスは売れ残りを処分する心配がなく、環境に優しいと注目されています。

ちなみに、現在発表されているThe Drop参加のインフルエンサーには、日本人モデルの鈴木えみの他、アメリカ人ファッションブロガーのパオラ・アルヴベルディ、カナダ人ユーチューバーのシエラ・ファータド、ドイツ人インスタグラマーのレオニー・ハンネなどが名を連ねています。

トレンド重視のコーデと一緒に着回せる定番アイテムも「Staples by the Drop(The Drop定番アイテム)」として販売するそうで、こちらは限定商品ではなくいつでも購入できるとか。

今回スタートの第一弾は、アメリカのパオラ・アルヴベルディでした。続いては、どの国から、どんなファッションが提案されるのでしょうか?

アマゾンでは公開時に携帯電話にSMS(ショートメッセージサービス)が届くサービスを実施していますから、気になる人は事前登録しておいたほうがいいでしょう。

Sources:「Fashionista」「Bloomberg」「BBC」

<文/アメリカ在住・橘エコ>

【橘エコ】

アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

当記事は女子SPA!の提供記事です。

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