「きのう何食べた?」切ない回で出た実写の威力「役者の力凄い」

dwango.jp news

2019/5/25 21:01


西島秀俊と内野聖陽が男性カップルを演じる、よしながふみ原作の人気マンガを実写化したドラマ「きのう何食べた?」(テレビ東京・毎週金曜深夜0:12~)。24日深夜に第8話が放送され、原作でも人気のヨシくん(正名僕蔵)&テツさん(菅原大吉)の同性カップルが登場。「泣いた」「マンガのときよりグッとくる」「役者さんのチカラって凄い」などと反響が出ている。

前回放送第7話後の予告映像で、ヨシくん(正名僕蔵)&テツさん(菅原大吉)の姿が映ると、原作ファンからは「原作から抜け出してきたみたい!」「イメージ通り」「キャスティングが最高」と、まずはそのビジュアルに大絶賛の声が。そして、「ヨシくんテツさんカップルのお話が実写で見られるなんて…」「特に好きな話のひとつ」「このエピソードは泣いちゃうと思う」「きっとしみじみ趣深い回になる予感…」などと、期待の声が多く上がっていた。

逆に言えば、思い入れのあるファンが多く満足度のハードルが高いであろう今回のエピソード。しかし、ヨシくん&テツさんをシロさん(西島秀俊)&ケンジ(内野聖陽)宅に招いての4人の食事会では、役者たちが圧巻の演技を見せ、原作ファンも唸らせる心に沁みる回となった。(以下、ネタバレあり)

ケンジ(内野聖陽)の友達であるヨシくん(正名僕蔵)とテツさん(菅原大吉)は、弁護士であるシロさん(西島秀俊)に何やら相談がしたくてシロさん&ケンジ宅へ。シロさん(西島秀俊)は、オーガニックの食材や調味料を使っているというヨシくんを気にしながらも、“伝家の宝刀”めんつゆと顆粒だしを使った普段通りの料理でおもてなし。ヨシくんの反応に気が気じゃないシロさんをよそに、二人はじっくり味わいながら穏やかに食卓を囲む。

そんな中で、「あの…実はあの…」とテツさんが切り出す。事情を知っているケンジは無言ながらも、頷きながら目くばせで背中を押す。「僕ねぇ」と優しい口調で話し始めたテツさん(菅原大吉)。自分の財産の全てをヨシくんに渡したいという。遺言書を作ろうと思ったが両親が健在、もし今死んだら、遺言書があったとしても財産の3分の一は両親にいく。しかし…

「僕…僕が、あの、は、歯を食いしばって貯めた金を、、、田舎の両親に、びた一文渡したくないんです。」「ヨシくんとは、養子縁組をしようと思ってます。」

言い淀みながらも、それでも強い意志を持って言い切った。
テツさんの過去にどんなことがあったかは一切描かれていないが、「びた一文渡したくない」という強いセリフからは、テツさんの親との深い確執が感じられる。一言で背景を感じさせるこのセリフは原作にもあるのだが、言い淀む様子や息遣い、表情が加わることでさらに重みや深みが増したように感じられた。視聴者からも、「語られないことを一気に悟らせるあの瞬間」「テツさんの勇気を振り絞って相談してる感じが伝わって凄い」「実写の方が物凄い切ない……」「テツさんの演技で泣いた」「役者さんのチカラって凄い」「正名僕蔵と菅原大吉の底力を目の当たりにした感じ」「そうかあの間合いで演技するのかと違和感なく見られてとても楽しかった」など次々とこのシーンへのコメントが投稿された。

また、この食事シーンでケンジ(内野聖陽)は一言も発していないのだが、終始“顔”で演技している。そして、シロさん(西島秀俊)が見せる戸惑いや理解が織り交ざったような表情や、ヨシくん(正名僕蔵)の飄々としているようで揺れる内面など、とにかく俳優4人の演技は見応え十分。「4人の食卓の演技がすごすぎて何度見ても、演技合戦に吸い込まれてしまう」「短い原作でついサラっと読んじゃうことが、ドラマになるとすごくリアリティが出てズシッとくる」「実写の醍醐味を感じる回」と視聴者の心を掴み、実写ならではの魅力を感じさせた。

以前登場した小日向さん(山本耕史)&ジルベール航(磯村勇斗)、そして今回久しぶりに登場した佳代子さん(田中美佐子)など、このドラマのキャスティングには絶賛の嵐。「脇役やゲストが、皆良い味わい」「キャスティングの異常なキレ、語り継がれるやつだと思う」「毎回毎回よくぞこんなに原作ファンを裏切らないキャスティング!」とファンを喜ばせている。配されたキャストが見事な演技をみせてこその、この評価であることは間違いない。シロさん(西島秀俊)とケンジ(内野聖陽)も、ますます役が板についてきた印象。今後どんなキャラクターが登場するのか、引き続き注目しよう。

(C)「きのう何食べた?」製作委員会

当記事はdwango.jp newsの提供記事です。

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