
((C)ぱくたそ)
自分のことを、胸を張って「人格者」を言えるだろうか。そもそも自分で名乗れるような人が、人格者に当てはまるかも難しいところだ。
■「自分は人格者」2割強
しらべぇ編集部では全国10~60代の男女1,732名を対象に、「自分の性格について」の調査を実施。

「自分は人格者なほうだと思う」と答えた人は、全体で23.3%だった。
■男性は自分の長所を評価
性年代別では、ほとんどの年代で女性よりも男性の割合が高くなっている。

男性は自分の性格でいい部分を見て、評価している人も多いようだ。
「人を騙したり裏切ったりなどを、平気でするようなことはない。家族や友達なども大切にしているから、自分でもそれほどわるいヤツではないと思うんだけどな」(30代・男性)
■女性は短所に目がいく
一方で女性は、自分の短所に目がいってしまう人も多いのかも。
「ちょっとした嘘つくこともあれば、イライラしているときには夫に当たることだってある。もちろんいいところもあるとは思うけれど、自分で人格者と言えるほどの自信はない」(30代・女性)
周囲の高評価に、戸惑っている人さえいるようだ。
「やさしいとよく言われるけれど、嫌われたくないだけ。ヘラヘラしているうちに、周囲が勝手にイメージを作っているから困る。心の中では毒も吐いているから、人格者とは程遠い性格なのに」(20代・女性)
■外面がいいだけの人も
人格者と評価されていても、ただ外面だけがいいだけの人もいる。
「うちの夫は会社ではとても優しい人と認識されているみたいだけれど、家では本当になにもしない無精者。外面だけよくしているところが、またムカつく。
先日も夫と一緒のときに会社の人と偶然会って、『やさしい旦那さんでうらやましいです』と言われて…あまりの猫かぶり具合に、全部バラしてやろうかと思ったくらい」(30代・女性)
無理にいい人格を持とうとしても、おそらく疲れるだけだ。ありのままを受け止めてくれる人を、大切にしていくことが重要なのだろう。
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元貴乃花親方の長男・花田優一氏 「人格者になれるように」と将来像を語る【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日
対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)