やしきたかじん厳選3曲「砂の十字架」「東京」「やっぱ好きやねん」

UtaTen

2019/5/19 10:01

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ハートに染みわたるやしきたかじんの歌


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関東ではやしきたかじんの名を知っている人は少ないかもしれません。

彼の活躍の場は主に関西地方でした。

ご存知の方はご存知だと思われますが、彼の生前の言動はまず"破天荒"。

お客であろうと態度が悪けりゃ追い出し、番組で司会を務めても歯に衣着せぬ意見で世間をぶった切る!
様々な逸話を挙げたらキリがありません。

そんな一見破天荒な男、やしきたかじんの本職は"歌い手"です。

生前の彼は歌に対する情熱はハンパではありませんでした。

"歌詞"というものに相当なこだわりがあったやしきたかじん。

今はその名を知らない人がいないほどの敏腕プロデューサーで作詞家の秋元康も、作詞家として活動する前からやしきとは深い関りがあり、やしきの歌詞のこだわりの強さは後日談として語られています。

今回は、やしきたかじんという男が歌い手として生きた43年を振り返り、ハートに響く3曲を厳選してご紹介していきましょう。

「砂の十字架」



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やしきたかじんが歌手活動を初めて最初のヒット曲となったのが『砂の十字架』です。
1981年にリリースされ、映画「機動戦士ガンダム」の主題歌となりました。

この楽曲の作詞・作曲は谷村新司です。

この楽曲についてやしきは"最大の汚点"とその後語っているそうですが、それは楽曲にはまったく関係のないことでした。

当時やしきは歌い手としてはほぼ無名。

この『砂の十字架』は7枚目のシングル曲ですが、それまでリリースされた楽曲は鳴かず飛ばずの状態でした。

そんな状態のやしきを担当していたレコード会社の部長が土下座までしてリリースしたのがこの楽曲です。

機動戦士ガンダムの主題歌で、ヒット曲の無いやしきのリリースしたこのレコードのジャケットは当然本人の写真ではなくアムロレイが描かれていたんです。

とてもこだわりが強いやしきたかじんにとってそれはとてもショックな出来事だったのでしょう。

そんなやしきたかじんの複雑な感情とは裏腹に、この楽曲は大ヒットを飛ばしました。

聴いていただくとその理由はご納得いただけるはずです。

アニメ自体とても人気のあるものという理由もありますが、ガンダムの世界観にバッチリとマッチしているとても壮大な印象の楽曲です。

愛のために闘い、闘いのために失う心。
己の背負う十字架は砂で出来ているかのように儚く脆い…。

戦士の避けられない運命を歌った歌です。

「東京」



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1993年にリリースされた自身20枚目のシングル曲『東京』です。
やしきたかじんがリリースしたシングル曲の中ではこの楽曲が一番のヒットとなりました。

ここでやしきたかじんの楽曲の"ジャンル"について少し解説していきましょう。
彼の歌う楽曲は演歌ではありません。

例に出してご説明しますと、最近人気急上昇中の「純烈」は皆さんご存知かと思われますが、あのグループが歌う楽曲と同じジャンルといえば分かりやすいでしょう。

そうです、"ムード歌謡"というジャンルですね。

やしきたかじんが歌う楽曲の中でも、特にムード歌謡の色が濃いのがこの『東京』です。

もっともっと簡単にいうと、ポップな演歌です!(笑)

歌詞の世界観は演歌、そしてメロディのアレンジはポップスということになります♪

『東京』はイントロで印象的なピアノから始まります。

アレンジはとてもポップですが、ライトな大人の恋愛をとてもムーディに歌っています♪

歌詞はいわゆる女性目線でもちろん大阪弁ですね。

歌の主人公は大阪の女性、好きになった男性は東京の人ということで題名が『東京』になっているのでしょう。

大阪と東京の距離と心の距離を重ね合わせ、表現している楽曲です。

「やっぱ好きやねん」



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やしきたかじんの楽曲の中でもダントツの一番人気が『やっぱ好きやねん』です。

本サイトでもやしきたかじんの楽曲を検索していただくと、ド頭にくるのがこの楽曲なんです♪

サビのこの部分、歌詞中にあり題名でもある「やっぱ好きやねん」は歌う時に「やっぱすっきゃねん」と歌うと"らしく"なります。(笑)

この楽曲も女性目線の歌詞です。

一度他の女性を追いかけて出ていった彼…やがてその彼は自分の元へ帰ってくるのですが、それを笑って受け入れるという。

なんて自分勝手な!とお思いの女性はたくさんいるでしょう。
ごもっともです。

今の時代、そんな勝手はコンプライアンス的に許されません!

でもね、これがムード歌謡の世界観そのものなんです。

例えば演歌なら、寒い冬に帰るか帰らないか分からない愛しい人を待ちわびて耐え抜く…これが世界観です。

でもムード歌謡は、『やっぱ好きやねん』のように浮気癖のある彼を笑ってまた受け入れる…これが世界観なんです。

大人の男女の恋愛をポップにお洒落に描くのがムード歌謡の特徴といってもいいでしょう♪

ムード歌謡にも注目が!





先ほどもちょっと出ましたが、"純烈"が今奥様方の絶大な支持を得ているのは、一周回ってそんな大人の恋愛の歌が見直されているからではないでしょうか。

やしきたかじんはそんなムード歌謡をもっと広く世間に広めた人物だといっても過言ではありません。

それまでは、かなり年配の方々が好んでカラオケで歌っていたムード歌謡をもっとポップに、そして誰でも簡単に歌うことができるアレンジにしてくれたんですね。

これを機会に、いつものカラオケのレパートリーに"ムード歌謡"加えてみてはいかがでしょうか?

TEXT 時雨

当記事はUtaTenの提供記事です。

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