男と女のプライドがぶつかった時、折り合いをつける方法

カナウ

2019/5/17 16:30


男と女のプライドがぶつかった時、折り合いをつける方法

「謝らない男・執着する女」

日本のいたるところで目にする光景です。この2人がカップルになって喧嘩なんて始めた日には大変なことになります。

どちらも自分の主張を改めず話は平行線を辿りながら、お互いの自尊心だけを削っていきます。その後には後悔しか残りません。

男女のプライドがぶつかったとき、折り合いをつけるためにはどうしたら良いのでしょうか?

誇りとプライドの違い



プライドの日本語訳は「誇り」ですが、「プライドが高い」人と「誇り高い」人とでは受ける印象がだいぶ違いますよね。

それは日本語におけるカタカナの「プライド」が、「虚栄心や見栄」といったニュアンスで使われることが多いからでしょう。

では「誇り」と「プライド」は何が違うのでしょうか?それはぶつかった後に、関係が深まるか泥沼化するかの違いだと僕は考えます。

自分に信念がある人同士の意見が正面からぶつかった場合、その摩擦によってお互いの信念がさらに強化され、時には融合します。

結果としてお互いに晴れやかな気持ちになります。まさに雨降って地固まる状態です。

しかし、信念のないプライドだけが高い人同士がぶつかると、お互いを打ち負かすことにエネルギーが注がれ、どちらかが引き下がることでしか収束しなくなります。

地固まるどころかドロドロになり、一向に気持ちが晴れずにモヤモヤすることになります。

そのプライドは「虚栄心」ではないですか?



さて、プライドの高い恋人に悩まされているプライドの高いあなたに質問です。

あなたの、ないしはあなたの恋人の「プライド」が「虚栄心ではない」と言い切れますでしょうか?

男女別の「虚栄心」の正体

虚栄心とは誰もが持っているものですが、男女間ではその中身が少し違います。

男性には「強い男でいたい(弱い男でいたくない)」という気持ちがあり、女性には「愛される女でいたい(愛されない女でいたくない)」という気持ちがあります。

この違いは、ジェンダーロール(社会的に背負わされる役割)によってもたらされています。

プライドが高い男はなぜ謝らないのか?

男性は幼少期の頃から「家庭を守れる、腕っ節の強い、カッコ良いい男になれ」と教え込まれます。

そしてその反動で自分が「弱い存在である」ということ認めることができなくなります。

それゆえに「守るべきか弱い女性」に言い負かされることは死にも近しい感覚になるのです。

だからこそ、自分に自信がなく見栄っ張りな男性ほど、自分の非を認めたがりません。

プライドが高い女性はなぜ執着するのか?

一方で、女性は「愛される、慎ましく、おしとやかな女になれ」と教え込まれます。

そしてその反動で自分が「愛されない存在である」ということを認めることができなくなります。

それゆえに「大切にされていない」と思えるようなことを全て潰しにかかります。

だからこそ、自分に自信がなく見栄っ張りな女性ほど、愛されていることを証明するための執着が強まってしまうのです。

プライドがぶつかった時の折り合いの付け方



さて、前置きが長くなりました。男と女のプライドがぶつかった時、それが「誇り同士の」ぶつかり合いあら、納得の行くまでとことんぶつかったほうが良いでしょう。

しかし虚栄心同士のぶつかり合いなら、あなたから積極的にリングから降りることをお勧めします。

相手はドヤるでしょうがそれでいいのです。勝っても何にも得しない勝負の勝ちなど、さっさと譲ってしまえば良いのです。

あなたの戦うべき相手はプライドの高い男ではなく、プライドの高い自分です。

「愛されないこともある自分」を認め、そういう自分でもありながら、自分の欲しい結果も謙虚に取りに行ける生き方を身に付けること。

本当に折り合いをつけるべき相手は、彼氏ではなく「ちっちゃい自分」なのです。

(川口美樹 /ライター)

Photo by acworks

当記事はカナウの提供記事です。

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