ゲルハルト・リヒターの個展「PATH」、最新エディション作品を世界初公開

NeoL

2019/5/17 11:58

《PATH》[Editions CR: 176], 2018 Pigment print with scratches, 23 x 15 cm(image), ed. 19/25 (c) Gerhard Richter , Courtesy of WAKO WORKS OF ART

ゲルハルト・リヒターの個展「PATH」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催中。会期は、6月1日まで。

60年にわたって現代美術界を牽引してきたドイツ人作家、ゲルハルト・リヒター。60年代前半から独自のスタイルで制作を始め、写真のブレやボケを描いた「フォト・ペインティング」や、豊かな色彩による「アブストラクト・ペインティング」などの代表作を手がけた。日本では、97年に第9回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したほか、2005年には金沢21世紀美術館とDIC川村記念美術館で初の回顧展を開催。18年には、国立西洋美術館の「リヒター/クールベ」展で作品が紹介された。

日本では2年ぶりとなる本展の中心となるのは、世界初公開の最新エディション作品《PATH》。同作は、すべて同じ風景写真を印刷したインクジェットプリントの上に、1点ずつ異なるストロークでスクラッチの痕を施したもの。今回は、ドイツに残した1点をのぞく24点が一挙に展示される。《PATH》のベースとなっているのは、リヒター自身がイタリア北部の保養地・マッジョーレ湖の湖畔で、森の小径を撮影した風景写真。インクジェットプリントを引っ掻く手法は、今回初めて用いられる表現だという。同作では、リヒターが生涯にわたって追求する「イメージ」への問いかけが、紙とインクという新しい関係のなかで実践されるさまを見ることができる。

さらに、2012年の同ギャラリーでの個展「New strip paintings and 8 glass panels」で発表された、大型のガラス立体作品《8 Glass Panels》も特別に再展示される。


《8 Glass Panels》[CR: 928], 2012 Glass and steel construction, 220 x 160 x 350 cm (c) Gerhard Richter , Courtesy of WAKO WORKS OF ART

会 場 : ワコウ・ワークス・オブ・アート | WAKO WORKS OF ART 住 所 : 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル3F   T:03-6447-1820 F:03-6447-1822 M:info@wako-art.jp会 期 : 2019年4月20日(土) ‒ 6月1日(土) 11:00 - 19:00 日月祝・休廊

当記事はNeoLの提供記事です。

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