動画配信のために「虚偽の119番通報」で逮捕 札幌市消防局を取材した

しらべぇ

2019/5/17 12:00

(gyro/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)
動画配信のために「お腹が痛い」などと虚偽の119番通報をした、札幌市の男が逮捕された。男は「酒に酔っていた」と話している。

■男を現行犯逮捕


札幌東署は16日「頭痛や腹痛がある」とうその119番通報をしたとして、札幌市に住む無職の男(30)を偽計業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。調べに対して「動画配信のためにうその通報をした」と話しているという。

しらべぇ編集部は札幌市消防局の取材を実施。指令課によると朝9時から計4回通報があったそうで、救急隊が到着すると男は毎回搬送を拒否した。

札幌市消防局管内では、緊急を要しない119番通報が多数かかってきているらしく、平成30年度の119番の総件数が14万1,354件。そのうち、いたずら通報は820件とのこと。

■通報がひっきりなし


札幌市消防局には119番回線が24回線ある。北海道大震災の時は指令課39人で対応にあたったが電話が鳴りやまない状態が続いた。それについて札幌市消防局はこのように語る。

「緊急の必要性のない相談やいたずらの119番は、やめてほしい。緊急の方のために119番回線はあけておきたい。緊急を要する方が、万が一でも119番が繋がらないという状況は避けなければならない」

■「情けない」の声


ネット上では、逮捕された男に対して情けないという声があがっている。

「我々もお客様の要望で救急車手配をする時があります。救急隊員や我々が一刻一秒を争っている時に、自分勝手な幼稚じみたことをしている輩を思うと同じ人として、とても情けなくなります」

「腹が痛いで救急車呼んでみた。みたいな?」

「もはや、こういった輩には、アカウントの削除と再登録の厳正化、あと、再登録の希望者には、投稿サイト側での道徳教育の実施を義務付ける」

「またYouTuberか」

■YouTuberの人気が背景か…


子供たちの人気の職業ともなったYouTuber。しらべぇ編集部は、全国10~60代の男女1,589名を対象に調査したところ、全体の21.8%が「テレビよりYouTubeを見ることが多い」と回答した。



ここ最近Youtuberの犯罪行為も目立ち始めた。動画の再生数稼ぎに犯罪行為を行うことは、もちろん許されない。「何でもOK」のような容認風潮は、見ているほうも、充分注意する必要がある。

・合わせて読みたい→寝ている客に火炎放射! 札幌の飲食店店主が恐ろしすぎる

(文/しらべぇ編集部・おのっち

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年2月1日~2019年2月4日
対象:全国20代~60代の男女1,589名 (有効回答数)

当記事はしらべぇの提供記事です。

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