缶詰博士の珍缶・美味缶・納得缶 第56回 玄米ごはんを缶詰でいただく


白米と比べて食物繊維が4倍、ビタミンB1が8倍も多いのが玄米です。なので、どうせごはんを食べるなら玄米がいいなと思うのですが、家で炊くのはちょっと大変。一晩水に浸けないと炊けないし、浸けている間は冷蔵庫に入れておかないといけないんです(細菌の繁殖を防ぐため)。ハードル高すぎです。

そんな話題で盛り上がっていると、缶詰博士がここぞとばかりにひと言。

「缶詰なら開けてそのまま食べられますよ」。

えっ、玄米の缶詰があるんですか?

○ごはんラブ

ごはんが大好きだ。おかずでしょっぱくなった口中にすかさず投入し、わしわしムシャムシャやっていると、得も言われぬ幸福感に包まれる。若い頃はそんな食べ方で1合をぺろりと平らげたものだけど、中高年になった今では少々、事情が違ってきた。食べる量が減ってきたのだ。

しかし欲望は衰えることがない。少量でもおいしいものが食べたいし、どうせ食べるなら身体にいいものが欲しい。そんなこんなで、今はごはんを食べるなら玄米がいいなァと思っている。

○味付けは2種類

ということで、缶詰博士が気に入っているのはもちろん、缶詰の玄米ごはん。愛知県豊川市にあるトーヨーフーズが造っていて、厳選した玄米がふっくら炊きあがった状態で詰まってる。常温でもそのまま食べられる柔らかさがウリだ。

「プレーン」と「ほんのりしょうゆ味」の2種類があって、後者はおかずがなくてもおいしく食べられるように(かつ喉が渇かない程度の塩味)に味付けされている。今回は無味のプレーンのほうを紹介したい。

○どんだけ詰めたのー?

内容量は175グラムとある。でも、それ以上に入ってるんじゃないかと思わせるのが、中身を取り出すとき。びっくりするほどぎゅうぎゅうに詰まっているのだ。箸を使うと折れてしまうかもしれないので、スプーンを使うことをオススメいたします。

○ぷちぷち食感が最高

かくのごとし。ひと缶の半量を取り出してみると、ごはん茶わんに軽~く1膳といったところだ。

所々に黄色い胚芽の粒が見えるのが、いかにも玄米である。さっそくひと口いただくと、ごはん部分はもちもちとして、その合間にぷちぷちした食感がある。きっと胚芽だと思うが、その食感がすごくいい。

いつもの白ごはんなら雑にかみ砕いて飲み込んじゃうが、玄米だとそういう気にならないのが不思議だ。少しずつしっかりかんで、ちゃんと味わいながら食べるのが楽しい。そして、そんな食べ方なら少量でも食欲はちゃんと満たされるのであります。

普段の食事にはもちろんのこと、いざというときには栄養価の高い非常食にもなる。オススメですぞ!

缶詰情報
トーヨーフーズ/玄米ごはん(175g) 価格1,944円(6缶セット・税込み)
同社直販のネットショップなどで購入可

○黒川勇人/缶詰博士

昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。

公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。

当記事はマイナビニュースの提供記事です。

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