ヤラセか!? 『スカッとジャパン』の“過剰演出”に渦まく疑念

まいじつ

2019/5/17 10:32


(C)Mangostar / Shutterstock

フジテレビのバラエティー番組『痛快TVスカッとジャパン』の内容に疑問を呈する声が上がっている。同番組は、視聴者が理不尽にイヤな思いをした相手に、意外なことで相手が恥となった、あるいは引っ込みがつかなくなった〝逆転話〟を複数紹介。その再現ドラマを見て、ゲストの芸能人が「スカッとした」かどうかを判定するものだ。

「ほとんどの場合、スカッとしたと判定するのがお決まり。そうなるように再現ドラマをうまく作っています。あくまでもバラエティーですから多少の〝過剰演出〟はあるでしょうが、話そのものがウソっぽいものもたびたび見られますね。一応、読者投稿になっていますが、どうでしょう」(テレビ評論家)

去る5月6日に放送された2時間SPでのエピソードについても、疑問の声が上がった。1本目はコンビニでの出来事で、女性がお酒を買う話。店員が身分証明書の提示を求めたところ、女性客は成人だと主張し激怒。「私が未成年に見えるの?」と提示を拒否。後ろに並んだ客からヒンシュクを買ったという内容だ。

「未成年の飲酒禁止は『未成年者飲酒基本法』の根幹です。未成年に酒を売ることもできないし、問題が起きれば店側も処罰される。厳格化するなら身分証提示を求めるのは当たり前。最近では怪しい客には身分証明書を提示させる飲食店も多い。売る側の責任問題ですから、それがイヤなら女性客は買うのを諦めるしかありません」(司法ライター)

法律的に無理目のシチュエーション


同じく6日放送回のもう1本。飲食店のレジで2人組の男性客が、レジで1円硬貨500枚以上を出して会計をしようとした話。慌てたレジ係は硬貨を数え出す。そのうち客が後ろに並び、困ってしまうという内容だ。

店長が機転を利かせてデジタル計量器を持ってレジに現れる。男性客はレジ係が焦っているのを見てニヤニヤ喜んでいたところ、店長は1円玉を乗せて一瞬で計量。1円は1グラムだからお釣りがあることを分からせ、客をギャフンと言わせるというオチだった。

これを見た視聴者はネット上で、

《こういう客はたまにいるけど、この返しはないよ》
《法律を知っている人間からすればお笑いネタ》
《硬貨は20枚までしか使用できないって法律で決まってるよ》
《「通貨法」は1円から500円硬貨にまで適用され、例えば100円硬貨30枚での支払いでも拒否できる。客が1円玉しか持っていないと強硬なら、債務(飲食費)不履行となり遅延金も派生するし、極端に言えば業務妨害で警察を呼ぶこともできる》

などと疑問を呈していた。

スカッとし過ぎの〝オチ〟ではあったが、もしもフィクションだったらスカッとしない話だ。

当記事はまいじつの提供記事です。

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