「なぜかモテるデブ」が実践している、たったひとつの戦略

日刊SPA!

2019/5/17 08:53

 デブのデブによるデブのためのファッション&ライフスタイルウェブマガジン『Mr.babe』編集長の倉科と申します。今回は「デブ」という武器をいかにして効果的に発揮させるべきかをお話しましょう。

例えば、道端でいかにもヤクザっぽい怖い風貌の方が歩いているとします。ふと見ると、雨でびしょびしょになった子犬を見つけた瞬間、その子犬に駆け寄り抱き上げると、そのイカツイ表情からは想像もできない優しい顔で「どうした? 迷子になったのか? かわいそうに……」と話しかけている姿を目撃したとしましょう。きっとそんな場面を見ると、「この人、外見は怖いけどホントは心が優しいいい人なのかもしれない」と感じる方も多いと思います。

これがまさに「ギャップ萌え」の法則なのです。イケメン(もしくは普通の方)がその行為を行ってももちろん優しい人という印象はありますが、それほどの驚きはないかもしれません。ところが「この人は絶対そんなことしない人」と感じる人が、いい意味で想定外の行動をすると、そのギャップに心を打たれてしまう傾向があるのです。

◆大人女性の心を掴む「デブのギャップ萌え」

私の知り合いに100kg級の方(ちなみに私たちは100kgを超えると「プロのデブ」と呼んでいます)がいるのですが、決してルックスがいいわけでもなく、そんなにお洒落とも思えないのですが、中学生の頃からバンドのボーカルをやり、今でも歌が抜群にうまい。

私もよく一緒にお酒を飲んだり、カラオケに行ったりしているのですが、そんな彼がお酒を飲みにいく店は大人の女性も多く、カラオケが歌えるところを選びます。お店に入ると普通に女性同士で飲んでいる方もちらほら。皆さん、楽しそうにお話をしている感じです。

ところが彼が歌いはじめると、女性たちがまさに二度見状態で「なんでこんなにうまいの~♡」という注目を集めます。曲が終わる頃には女性から「歌、お上手ですね~〇〇とか歌えますか? 歌ってほしい~♡」という流れになってしまうのです。もちろん彼はプロに比べたら、そこまでレベルが高いわけではないのですが、あらかじめ大人女子に刺さるような歌を調査し、持ち歌にしているようです。その努力、さすがです!

彼は自分がルックスだけでは勝負できないことを自覚し、自分の得意なものとそれをパフォーマンスできる環境を自分で見つけ、今では「デブだけど、歌がうまい」という自分の特技を利用し、女性の飲み友達がたくさんいるのです。まさにギャップを武器にした「ギャップ萌え方程式」の成功パターンと言ってもいいでしょう。

◆デブを100%活かすには得意な分野で勝負

この話はたまたま歌がうまかったというモデルケースですが、30年以上生きていると、多くの方は何か特技がありますよね。それを活用して、例えば……

・「デブなのにキレッキレのダンスが踊れる人」はクラブなどのダンスが踊れる場所を選ぶ

・「デブなのにサーフィンが得意な人」は海をベースに遊びの場を行く

・「デブなのに英会話が得意な人」は英語が話せる場所や外国人が多い飲食店を選ぶ

・「デブなのに車のことが詳しく、かっこいい車に乗っている人」はドライブに誘う

・「デブだからこそ美味しいお店をいっぱい知っている人」は毎回、少しひねりのあるお店に連れていく

といった「自分がホームとして生き生きとできる場所」を選びましょう。何も女性と2人きりで行く必要はありません。グループで行動したほうがその場で自分の強みがより際立つので、むしろそのほうがいいかもしれません。

ただ、「ローマは1日にしてならず」ということを忘れてはいけません。自分のホームで最高のパフォーマンスができるように努力は必要です。体型に関係なく、人間はある程度の努力をしなくては人の心はつかめません。さぁ、皆さんももう一度、「オレは何が得意なんだろう」と自分を見つめ直し、「デブ」という最高のギャップ萌えツールを武器に「ポジデブライフ」を楽しみましょう。デブに幸あれ!

【倉科典仁】

渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』の創刊編集長を務めたほか、暴走族雑誌『ティーンズロード』や『特攻服ファッションカタログ』、『作業服スナップ』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はウェブマガジン『Mr.babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を毎日配信中

当記事は日刊SPA!の提供記事です。

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